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(一社)北辰会関東支部7月定例会 2022.7.24

昨日は新宿で行われた鍼の勉強会に参加してきました。

毎月の定例会としては初めての打鍼実技があり、僕は全くの初めての人の指導を担当させていただきました。

毫鍼(ごうしん)という、からだに刺す細い鍼と違い、打鍼で使う鍼は太く刺さない鍼。

そのため、もちろん使い捨てではなく、何年も使い続けるものです。

鍼の材質は金、銀、ステンレス、真鍮。

そして打鍼だから、鍼を打つ槌が必要になります。

僕は15年くらい前に自分で作りました。

ウイスキーの樽の廃材を利用して。

そのため、はじめはほのかに匂いましたけどね。

それからいくつか購入したのもあり、それらを人に鍼に合わせて使っています。

この道具選びというものはやはり重要で、自分に適したものを選ばないと、宝の持ち腐れにもなってしまいます。

今回も、初心者にはこういうものを推奨しています、という通知をしたのですが、しっかりそれを読んでいなかったり、先走って購入した人がいました。

まぁそうしてしまったことは仕方ないので、もちろんはじめは扱いやすい物が良いのですが、苦心して取り組み使いこなして扱えるようになるようがんばってくれればと思います。

定例会終了後に講師でミーティングをしましたが、過去に打鍼の研修会にも参加して数回指導を受けている人も、鍼の持ち方、槌の捌き方から直さなければいけない人もいたようで、打つことに一生懸命になってしまう人は多いんですよね。

からだを診ながら打つ、診ながらというのは気の動きを感じながら、ということです。

診るというのは、一部ではなくからだ全体を診る、ということです。

今年度東京では、9月、10月と、後2回打鍼の実技があります。

今回学んだことを日頃実践して、残り2回を有意義に学べるようにしてほしいと思いますし、そうなれるよう僕も取り組みたいと思います。


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by shinkyu--kaminari | 2022-07-25 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)