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下を向いての作業

デスクワークということに限らず、勉強で机に向かうとき、スマホを扱うとき、料理をするときなど、下を向いて作業することは日常生活で当たり前のようにあると思います。

こういうときの身体操作はいかにしてあるべきか。

ということが僕としては突き詰めていきたいところで、いろいろと自分で動かしながら試してみたり、患者さんの身体を通して確認し、本来どうあるべきか、ということを考察するのです。

力を抜く、ということはもちろんなのですが、どこの力が入っているのが良くないのか、なぜそうなってしまうのか。

もちろん精神的な問題も絡むわけですが、そのとき起こっている身体の緊張は意識して改善できるものか否か。

そう考えていくと、下を向いての作業には、頭だけで傾けないことが重要で、そのためには口の中に空間がしっかり確保できていることが大事だということに気づきます。

頭だけで傾けると首だけの前屈になるわけです。

口は閉じているけど、口の中は圧力がかかっていない状態。

そうすると自然と胸椎のゆるい前屈が起こり、頚椎だけじゃなく、胸椎も動き自然な動きになります。

そういう状態が作れているときには、身体に余計な力は入っていないし、意識が頭のほうに多くいっていることにもならなく、楽に作業ができると思います。

集中するとなおさら集中している部分だけの動きになりやすいですからね。

気をつけて過ごしましょう!


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by shinkyu--kaminari | 2022-10-13 23:30 | 身体感覚 | Comments(0)