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胆気の流れ

中国東洋医学において、「臓腑経絡」という概念はとても重要なものです。

西洋医学で言えば、生理、解剖ということになります。

経絡という人体を流れる気のルートがあり、それが臓腑と繋がっている。

それには下向きの流れ、上向きの流れがあり、経絡によりその性質は異なります。

わかりやすいところで言うと、胃の流れは下向きですよね。

食べたものが下に向かって行く流れ。

だから経絡も下に向かって流れます。

流れが詰まると問題が起こることになります。

ストレスで肝の上に行く流れが強くなり、胃の下に行く流れを阻害するということは良くありますが、そこにおいて胆の下に行く流れというのが大事だったりします。

消化器に働きかける胆。

肝胆相照らすという表裏関係である肝とのバランス。

からだの側面を流れる経絡であり、枢に関わるところ。

足部で言うと、4趾と5趾の間を流れるので、大地を踏みしめるところでも大事なところ。

そこをしっかり踏みしめることができていれば、下への流れが上手くいきやすいと思っています。

逆にしっかりと踏みしめることができていないと肝気の上向きが働きやすい。

そういう人多いです。


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by shinkyu--kaminari | 2022-12-16 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)