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腕を挙げる、ということ

腕を前から上に挙げたとき、どういった軌道を通るべきか。

そんなことを気にしながら過ごしている人はまずないでしょうが、僕はこんなことを考えたりするので、記しておきます。

わざわざここで書くということは、良くない人が多いからなのですが、それはどういう人かというと、耳からだいぶ離れた位置を通っている人。

肩幅の上にある感じですね。肩関節だけで動かしている。

本来は胸鎖関節から腕が動くから、耳につくぐらいを通ることになります。

肩に緊張感があると、肩をすくめるような感じになり、そうなると肩関節から腕を挙げる感じになり、耳からは離れます。

そうすると何が良くないかというと、脇が伸びない状態になり、その近辺が滞りやすい状態になるわけで、腕を挙げるのもスムーズじゃなくなり、五十肩などの要因ともなります。

脇が動かないから腰の代償運動を引き起こすことにも。

腕を挙げたとき、耳から離れている人は、その場で立って大きく回すことをするより、横向きに寝て回したりすると良いでしょうね。

余計な力が抜けて大きく回せるようになります。

腕を動かすというより、脇を動かすという意識で。


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by shinkyu--kaminari | 2022-12-23 21:30 | 身体感覚 | Comments(0)