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投球障害

野球肩。野球肘。リトルリーグショルダーなんていう呼ばれ方もしますが、まぁ野球によって起こった障害です。

投げるときに痛む。

投球障害。

大人でももちろんなるわけですが、小学生の時に発症することは結構多いです。

でも運悪くなるわけではなくて、良くない使い方で投げていると、負担がきて痛くなるわけです。

だから、肘が痛い、肩が痛い、と言ってもそこだけ診ても根本的な解決にはならず、しっかりとその子の身体や気持ちの使い方を診てあげる必要があります。

子どもは「痛い」ことはわかっていますし、コーチに投げ方が良くない、と言われ、改善する必要があることもわかっていても、具体的にどうすれば良いかまで教わってないことが多いんですよね。

先日来た子も、接骨院に行って診てもらったけど、電気をかけて肘付近をマッサージしただけで、どうしたら良いのか、ということは言われなかったようなんですよね。

保険診療は子どもは無料だからってテキトーにやってるんじゃないの?って思ってしまいます。

肩が巻いてしまっているので、投げようとすると可動域を作れないのを、肩をすくめるように挙げて投げるため、肩をロックするような形になり肘の伸長が過度に起こってしまう。

だから、肩の可動域が正常になる必要があり、そのためにどうするかを提示した方が、その子の今後にも繋がっていきます。

股関節が硬く、外旋域が狭いために、結果的に肩の可動域も狭くなる。

座り方も良くないから、キャッチャーをやっていますが、そのことでより身体が頑張っている感じになっています。

肝気が突っ張り過ぎている。

それを緩めれば可動域はひろがります。

肩もスムーズに動き肘への負担が減る。

腰が起こせるようになり、授業中も集中して座っていられるようになる。

かなり恩恵がありますね(^ ^)

スポーツ障害にも間違いなく鍼なんです。


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by shinkyu--kaminari | 2023-01-27 23:00 | いわゆる… | Comments(0)