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事故に遭ったときの対応

歩いているとき、自転車に乗っているとき、車に乗っているとき、自分が注意していても交通事故に遭うことはあります。

そして治療を受ける必要があることも、もちろんあるわけですが、確実にしておくことは、相手の連絡先を聞くこと、警察に連絡すること、病院に行くことです。

当たり前だと思うかもしれませんし、僕の口から病院ということを示されることを不思議に思うかもしれません。

なぜ病院に行くかというと、制度上、病院において診断を受けないと、保険がおりない仕組みになっているからです。

事故で骨折などの疑いがあればまず病院に行くし、搬送されると思うのですが、そのときそれほど痛みがない場合は、相手の連絡先も聞かず、警察にも連絡しないで帰宅する、ということもあり得ます。

すると翌日になって痛みが出た場合、自腹で通院して治療を受ける、ということになってしまいます。

病院を受診するのは翌日でも構いません。

後になって痛みが出てくる、というのはよくありますし、翌日の方が瞬間の緊張感が抜けて、身体をしっかり把握できる状態になっているので。

病院で診断を受けた後、接骨院に転院して治療を受ける、ということもよく行われます。

病院だと基本的にムチウチのような症状に対して注射や投薬以外の治療法がなく、接骨院で治療を受けた方が治りが早いからです。

また病院と違って待ち時間少なく毎日通うことも可能ですからね。

実はこの毎日通う、ということが事故の保険においては重要です。

より短期間で治る、ということはもちろんなのですが、保険の金額は期間ではなく、通った日数×負傷部位数で算出されるからです。

仕事で忙しいから3ヶ月で3回しか通えなかった、と言っても、3日分の金額しか払われません。

だから、早く治し、苦しみに見合った金額をもらうためにも、できる範囲で通った方がいいのです。

「先生のところの方が早く治るんじゃないですか?」

そう聞かれることもあります。

そうなんです。早く治るんです。

でも、鍼灸院は保険会社がオッケーを出さないことが多いです。

保険会社の担当者にごねて通す人もいますから、全くできない、ということではないのですが、あまりないです。

そしてできても、実費のみ支給、ということになることが多いです。

かかった金額を払う、ということです。

通常の事故の治療であれば、窓口で負担はなく、後になって数万から数十万という金額が支払われることになりますから、その見返り、鍼灸で事故においての治療を保険会社に認めさせる労力を考えると、当院での治療はススメられません。

絶対に早く治りますけどね。

最近事故に遭って、病院に通いながら自腹で当院の鍼を受けている人がいるので書いてみました。


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by shinkyu--kaminari | 2023-04-13 20:30 | いわゆる… | Comments(0)