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寝ているときに痛くなる

起きて動いているときは痛くないけど、寝ていると痛くなる。

そんな状態の方いたりします。

東洋医学では寝ているときに起こる夜間痛の問題として、瘀血の存在を原因としてあげます。

じっとしていると滞りが増しますからね。

そういった問題も考える必要があるのですが、寝具の問題が関与していることも考慮する必要があります。

ベッドなんだけど、からだが沈み込むようなマットレスを使って寝ていることもあります。

これって結構負担になるんですよね。

往診をしたら、僕がベッドに座ると、そっち側が沈み込んでしまうなんていう状態のベッドで寝ている方もいました。

どういう状態が適切か。

わりと硬めだと思っていた方がいいです。

床にせんべい布団でいいわけです。

ベッドの方が寝起きしやすいからそうしている人は多いですが、床から負担なく立ったり座ったりができる状態でいられる身体使いを身につけることが理想です。

それは難しい人も多いですけどね。

介護ベッドなんて柔らかかったら負担だから、その上に立っても沈み込まない状態になっています。

介護する方もされる方もその方が楽。

当たり前に過ごしている中に問題が隠されていることは結構あります。

術者もその意識で患者さんと向き合う必要があるし、患者さん側も、実はおかしなことをしていないか、という意識をもつことも必要でしょうね。

意外にありますよ。


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by shinkyu--kaminari | 2023-04-21 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)