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「否」という文字

「否定」などに使うこの「否」という字。

易の六十四卦の一つでもあります。

陽を(ー)、陰を(ーー)で表し、それを縦に六つ並べて表記するわけですが(陰は間が切れてます)、否は上に陽が三つ、下に陰が三つ並ぶ形をとります。

つまりは流通の途絶えた様子を表します。

陽は上に陰は下に行くために交流が起こらないからです。
動きがとれない状態。

実は「痞」という文字が使われる病症があるのですが、それはやはり胸腹が痞(つか)えて塞がることを示すわけです。

交流がない状態ですね。

痞えたところより上はいっぱいいっぱいな状態。

イメージが広がりますね。

東洋医学はいろいろな側面から理解することが大事です。


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「否」という文字_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2023-06-08 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)