人気ブログランキング | 話題のタグを見る

転ぶことで「腎」を傷める??

東洋医学において「腎の臓」は西洋医学における「腎臓」より幅広い意味を持ち、先天の元気が宿るところ、元気の源がそこにはあり、五臓六腑における土台となるところです。

生殖能力との関わりも深く、男性の生殖能力が発揮されるには、この「腎の臓」がしっかりしていることが大事ですし、逆に言うと、能力がなくなったということは、それなりに「腎の臓」が弱ってきたということでもあります。

もちろん年齢とともに弱くなるところではあるので、80過ぎてその能力が発揮できない、と言っても、そりゃあそうですよね、というところで、中にはその年齢でもまだまだ大丈夫という方もいるのですが、それはかなり元気だと言えるわけです。

言ったように年齢とともに弱るものでもあるのですが、転ぶことで、その弱りの進みが早くなるということも感じます。

転ぶことで、「腎の臓」と関連が深い「骨」に影響を及ぼし弱らせる、という可能性が、例え骨が折れていなかったとしても、あるとは思うのですが、それとともに、「恐れ」ということの影響も強いのではないかと思います。

転ばないように気をつける。下を気にして歩く。慎重になる。

この感情は「恐れ」ですよね。

「腎の臓」はこの感情と深く関わります。

恐れると腰が引けるのです。

だから下半身が安定しなくなる。

転ばないように、足をしっかり地面を踏みしめずにすぐに上げようとします。

高齢者でこういう歩き方になってしまうと、自然に安定した状態にはなりません。

綱渡りをするとき、慎重に渡ることをするわけですが、すぐ近くの下は見ないですよね。

遠くを見ます。

そうしないと安定しないからです。

「腎の臓」をフォローアップしていく治療をして、しっかりと足で地面を踏みしまられるように歩き方を変えていく。

そうすることで「腎の臓」の機能も高まっていきます。

生殖能力まで戻るかはわかりませんが、それまでより下半身が充実した状態になります。

気をつけることは大事ですが、どのように気をつけるかが肝心です。

いや、肝腎ですね。


当ブログ応援ポチッとよろしくおねがいしますにほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

ありがとうございます!
転ぶことで「腎」を傷める??_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2023-06-15 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)