悪夢

寝ているときに夢を見る、というのは、精神的な問題により左右されます。

心神と肝魂。

心の臓の精神的な部分と肝の臓の精神的な部分。

悪夢を見る、というのは、これが不安定だから起こります。

前回そのための治療をした患者さん。

手に鍼をしました。

今回いらしたとき、そのことに全く触れないので聞いてみると、そういえば悪夢は見てなかったと。。。

そのとき気になることに目が向くから、良くなったこと、改善されたことに対して喜べてないんですよね。

悪夢に対しても、「本当は見ているかもしれないけど、、、」と後から付け足してしまう。

また見たら見たでいいから、見なくなったことを素直に喜べばいいのです。

そういう良いことを実感する経験の集積によって、自分は大丈夫なんだ、という感覚が得られます。

小さな成功でも、小さな改善でも、良いことは良いことと思っていいのに、思えない人って少なくありません。

人それぞれ喜びの対象は違います。

人にとって普通のことでも、自分にとっては特別だったりすることも。

まぁ何はともあれとりあえず悪夢は見なくなって良かった！

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