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押手

鍼を刺す操作をする手を「刺手(さしで)」、それを誘導していくことになる反対の手を「押手(おしで)」と言いますが、実は鍼をする上で、押手がかなり重要なのです。

何をしているのかというと、ツボを浮かして、鍼に合わせていき、鍼を迎え入れやすい状態に持っていくことをしています。

伝わっていますかね?

鍼をして、気を操作するわけですが、それがより動きやすい状態に持っていくわけです。

ですから、敏感な人はこの鍼を刺す前の段階で変化します。

今日そういう敏感な患者さんに、どうして鍼をしていない段階でで呼吸が深くなったのか聞かれ、それに答えていて、普通に考えたら不思議に思うよなぁ、と思いここにも書きました。

奥深いとてもおもしろい世界ですよ。



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by shinkyu--kaminari | 2023-10-04 21:30 | Comments(0)