2023年 10月 12日
股関節から曲げる
腰からではなく股関節から曲げる。
場合によっては、折りたたむ、という方がイメージしやすいかもしれません。
座っているときでも、しゃがむときでも、礼をするときでも、曲げることに秀でたところから曲げるのが自然で、無理がないわけです。
腰、言い換えると背骨の下の方で曲げる、というのは、背骨の動きを制限することにつながります。
そこで物を持ったり、という動きが加わると、受け止める箇所が限定されることになり、負担が増すわけです。
股関節から曲げるというのは、難しいことではないのですが、理解に時間がかかる人も結構多いです。
今まで何十年と、そういう使い方をしてこなかったわけで、仕方ないと言えば仕方ない。
そのためこちらもあれこれ工夫をこらすので、いろいろ引き出しが増えることにつながり、対処できる範囲もひろがったと思います。
最近取り入れているのが、正座から膝立ちの状態へ起きること、反対に戻ること。
股関節から動かせてない人は、腿の筋力を使って動かすことになります。
これはかなり膝に負担がかかる。
股関節から折りたたみながら動かせば、膝に全くと言っていいほど負担はかかりません。
いかに無理なく動くか。
筋力は大事だけど、動きのメインは筋力ではありません。
重心移動。
地球の重力を有意義に利用しましょう。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2023-10-12 23:45
| 身体感覚
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