忘れる天才

「忘れる天才」

僕は他のことにおいて天才だと思ったことはありませんが、これに関しては天才的なものがあると自負しています。

忘れ物が多い、というわけじゃないですよ。

まぁ少なくない気もしますが。。。

例えば自分が他人から不当な扱いを受けたり、謂れのないことを言われたり、ネガティブなことをされたとき、それをいつまでも思い続けることができないんですよね。

忘れてしまいます。

七情（喜怒憂悲思恐驚）を抱くことはふつうのことで、一時の感情がからだにおいて悪影響を及ぼすということはあまりないのですが、それをずーっと抱えていたり、反芻していると病を生じます。

「なんで理解してくれないんだ。」

「なんであらためないんだ。」

などという憤りを持ち、それについて想いを巡らせているのはかなりエネルギーを要します。

僕にはそんなエネルギーがないのかもしれません。

まぁ仕方ないかな、という思いになり忘れてしまう。

だからなのでしょうか、昔から「冷めてる」という言われ方をすることがよくあります。

よく言えば飄々としている。

そのように生きると結構気楽に生きられると思いますよ。

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