2024年 08月 16日
姿勢を形成するもの
「姿勢」というものに対して、この場でもよく取り上げています。
小学生に対して姿勢の授業をしていることも書きました。
意識して気をつけられるものであるけど、頑張ってつくるものではなく、良い姿勢というのは楽であり、身体にとって負担のない姿勢ということを常々言っていて、それについて思い直すことはありません。
生活習慣によって崩れてくるわけですが、そこにおいて感情面が作用する程度は大きく、緊張感だったり、集中度合いであったり、不安感、嫌な思いなど、そういったものが自然と姿勢を作っていくものだと考えています。
ですから姿勢を良くしようと思ったときに、ストレッチや何かの動きだったり、あるエクササイズだけで解決できるものではありません。ある程度は改善できますけどね。
じゃあ何か解決策はあるのか、というと、心を無にして自分のからだと向き合うことだと思います。
感情が影響を及ぼすわけですから、無にして作っている癖と向き合うわけです。
余計な緊張感を作っているところはどこか。
ただ正座をして、ただ立って、胡座でニュートラルな状態を見つける。
そう考えると、坐禅というのはそういう要素があるのだと思いますね。
「只管打坐」
ただひたすらに坐る。
余計な感情にとらわれない。
理想の姿勢が形成されるでしょう。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2024-08-16 20:30
| 身体感覚
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