2024年 09月 07日
地面反力の使い方
「地面反力」ということばをご存知でしょうか?
漢字からイメージが湧くと思いますが、地面や床を押した際に発生する反発力のことです。
走るときにこの力をうまく得られるようにする、というのが良い走り方とされていますし、腿は上げるのではなくて、地面を強く押したときに、反発する力として返ってくるから、腿が上がる状態になるというようなことは、以前ブログにも書いたと思います。
地面を押す、というと足の裏で押すのは当たり前なわけですが、どこから押すのか、というと、そういう意識を持っていない場合が結構あるんですよね。
じゃあどこから使っている人が多いか、というと、膝から使っている人が多いように思います。
でも、脚はどこからか、というと、股関節からですし、骨盤の動きがそこには伴ってくるわけです。
「骨盤から押す」
この感覚で地面反力を使うと、走るときにより大きな反力が得られることがわかると思います。
ステップを踏んで横や斜めに移動するときなんて更に顕著に感じるかもしれません。
これがスムーズに使えると力の伝わり方がまるで違うので、スポーツ選手ならばパフォーマンスに影響するのはもちろん、膝の故障も確実に減りますね。
一般の人は違うのか、というと、もちろんそんなことはなく、走ることだけじゃなく、歩くことにおいても骨盤から押すことでより効率的で楽な使い方ができます。
「骨盤から押す」
伝わりますかね。。。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2024-09-07 20:30
| 身体感覚
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