なぜ？具体的には？

何か問題が起きたときに、真っ先に鍼灸院に来られる人は少ないです。

もともと通っていたり、西洋医学にかかりたくない、と思っている人でなければ、たいがい病院で診断を受け、このままじゃ埒があかないと思い訪れたり、なかなか改善しないから鍼を受けてみようと考える人が多いです。

その中で病院ではこのように言われた、こうしてはいけない、と言われた、というような指導を受けていることもよくあります。

安静にしておくように、とか、あまりこの動きはしないように、激しい運動は控えるように、といった感じに。

このあたりについて、しっかり医師や理学療法士に確認している人はとても少ないように思います。

なぜそうしてはいけないのか、「あまり動かさない」とは具体的にどのくらいのことなのか、「激しい」とはどのくらいなのか。

揚げ足取りに思うかもしれませんが、とても大事なことです。

話を聞いた患者さんは自分の感覚で聞いた言葉を受け止めますからね。

やる行動が人によって変わってきます。

それがなぜそうしてはいけないのかわからないで過ごすと、本質から外れてしまうことにもなるわけです。

臆せずしっかり聞かないと後悔することになります。

これは伝える側も様々ですからね。

十分心得た方がいいと思います。

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