2024年 11月 27日
良かれと思ってやっている習慣
患者「毎日夜ストレッチしているんですけど、そのとき痛むんです。」
そんなことを言っていたので、実際にどのようにやっているのか見せてもらいました。
僕「どこを伸ばしているの?」
患者「どこってないです。こういうふうな姿勢をとるように決まってやっているので。」
ん〜〜、そんなストレッチはストレッチとは呼ばないですよね。。。
どんな状態か。
長座姿勢で骨盤が後傾し股関節から曲がらないので、上背部を丸めるように前に倒しています。
もちろん上背部は厳密には前屈能力はないので、腰椎の屈曲、肩が丸める動き、頚部の前屈で行っているわけです。
これは逆にからだを悪くさせます。
目的はからだは良くするために、硬い状態が柔らかくなるためにやっているわけだから、ルーティンを続けることが目的じゃないはずなんでね。
骨盤が後傾した状態から無理して前に倒しているので、腹筋や大腿前面もキープする力が入るし、ストレッチをしている意味がなくなってしまいます。
僕がやってください、とススメたわけではありませんが、普段何をしているか、というのはしっかり把握しないといけないなぁとおもいしらされました。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2024-11-27 20:30
| 身体感覚
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