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盲者の介助者

毎週月曜の手話講習会のときに、毎回読み取り練習というものをします。

ろう者の方が、2分強表現したものを、読み取って紙に書き起こす、というもの。

今回の内容は、障害者の社交ダンス大会についてでした。

そのときに、盲の方も車イスの方もいること、盲の方は介助者を連れてくるけど、時間も費用もかかって大変だということを述べられていて、健聴の先生が、介助者を頼むのは行政からの援助があるのになぜ費用が?と質問をしました。

もちろん介助を頼むことにおいては費用は出るのですが、指名をするとなると、別途費用がかかる、という話でした。

盲の方はできれば介助者は指名をしたい。

これはわかる気がします。

見えない人が介助をしてもらう、というのは、命を預ける、という部分があると思うのです。

聴こえない状態と比べると、見えないというのは、危険度がかなり増します。

そこに委ねるわけですから、もちろん介助者になるような人、というのは信頼に足る人物が多いとは思いますが、はじめて会う人に自分の命を預けるよりは、すでにコミュニケーションがとれていて、信頼できるとわかっている人の方がいいですよね。

見えている人が目隠しをして、誰かに誘導されて歩く、ということをするとき、友達でもこの人よりあの人の方がいい、というのがあるでしょう。

それを考えたら、指名は別途お金がかかる、というのは厳しい対応だなぁと感じました。

鍼の勉強会において、盲の方もいて、介助者がわりと同じ人だなぁと思うことがありますが、自腹をきっているのかもしれません。

いろいろ理由はあるのでしょうが、障害者の目線に立った援助が今より充実していけば良いなと思いました。


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by shinkyu--kaminari | 2024-12-11 20:30 | 徒然に | Comments(0)