2025年 10月 06日
第20回日本鍼灸師会全国大会in茨城 Tshkuba①
昨日は鍼灸の学会に参加してきました。
「日本鍼灸師会」
この会の会員ではありませんが、僕が所属する会の学術副部長が講演することになっていて、アウェイ感が大いにある中でどのような講演をするのか、また他の組織の先生の講演を聞くことで、自分の視野を広げるとともに、自分たちの立ち位置を再認識することを目的に。
認識したのは、鍼灸業界の他の様子をまるで知らなかったこと。。。
土日と2日間に渡って行われていて、僕が参加したのは日曜のみ。
日曜は9時から16時までまるまる参加していて、初っ端はYNSA(山元式新頭鍼療法)のイントロダクション講座。
この団体、全く知りませんでしたが、会員数は僕が所属している北辰会より多い。。。
なのですが、一療法、という感じですね。
創始者の感覚によって得られた治験から再現性を確証してシステム化したもので、症状を改善させたり、結果が出ていることは確かなようですが、論拠がなく、危うさを感じます。
でも興味深かった話もありました。
視神経へのアプローチという話の中で、精神疾患に対して、視野を広げるように♾️を様々な色で描く、という療法があるのですが、それで症状が落ち着くという臨床データがあるんですよね。
視野が狭くなる、というのは心のゆとりがなくなるわけですから、意図的に広げていくような動きをさせる、というのは普段の臨床でも応用できることがいろいろありそう。
パソコンに向かい合いっぱなし、なんていう人は、そういう時間をつくるだけでも違うでしょうし。
これから試したいですね〜。
この次の時間の講演が僕が所属する北辰会の副学術部長。
それは次回に。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2025-10-06 22:00
| 鍼の修行
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