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自分自身を避けない

読み途中の本の中に、気になった箇所があったので載せておきます。

アメリカの精神科医の医学博士が書いた本。

起きている間、絶えず情報にアクセスし続けたり、絶え間なく流れる動画を取り込み続けることからくる弊害に対して

「お気に入りを流すのではなく、浮かんでくるままに自分の思考を流す」(ウォーキングをすすめる理由)

「自分自身に慣れるため、自分の感じていることを展開させる」

「デバイスを使って気を紛らわそうとしているのは、自分自身を避ける」

「周囲の刺激に対して反応し続けて、自分自身が感じたことを味わうことができなくなる」

仕事が終わった後の家での過ごし方に、何も考えることなくNetflixを流し続けている、など、ただ外部に意識を向けて過ごす方は少なくないと感じています。

自分自身を通して外を感じている、というより、単に外に意識が向いている。

絶え間なく流し、あまりそのことに対して考えたりすることなく、次から次へと移っていく。

何かしていないと気が済まない、と言うのですが、自分が置き去りになっているんですよね。

何かをする、ということが、デバイスを使ってすることとイコールになるのはおかしいですからね。

よく僕は何もしないでいる時間の大切さを説くのですが、本当に何もしていないわけじゃなく、自分の身体を整えるための時間なんだと思いました。

いろいろな身体の整理を行う時間。

言っていることと、やっていることが違う、ということはよくあります。

嘘をついているわけではなくて、言葉だけで全てをあらわせるわけじゃなく、言葉にしたことで本質から外れることもありますからね。

ただ、より合致するような言葉もあります。

それだけに本を読む、ということは様々な面でやはり大事だと思います。


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by shinkyu--kaminari | 2025-10-29 20:30 | 備忘録 | Comments(0)