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2014年 09月 09日 ( 1 )

では外因について少し掘り下げて書いていきます。

昨日述べたように、六淫の邪というものがあるのですが、この「風、寒、暑、湿、燥、火」というのは四季の正常な気候の変化でもあり、「六気」とよんでいます。

爽やかに吹く風、冬の寒さ、夏の暑さ、梅雨の湿気や、秋冬の乾燥は自然現象であり、これそのものは邪気ではありません。

では「六気」が「六淫」になる要因は何かというと、それらが過ぎたり及ばない異常な状態です。

暑すぎる夏、寒すぎる冬、極端な湿気や乾燥。
また、季節にあらざる気候。冬に極端に暖かくなったり、夏に急に肌寒くなったりという状態です。

このようなものが「六淫」となるわけですが、ここで大事なことを忘れてはいけません。

そのような状態でも何も問題なく過ごす人もいるわけです。
そうかと言えば、通常の気候の変化でも体調を崩す人もいます。

これはその人それぞれの「正気」の状態に根ざしているからです。

「正気」というのはその人の今現在のエネルギーとでもいいましょうかね。

ですから、風邪を何度もひく人もいれば、ほとんどひかない人もいますし、まわりがひいていたからといって、必ず伝染るわけではないのです。

また、伝染性が強く、罹ると大概同じ症状を呈し、重篤な病変を引き起こすものを、昔でも「六淫」とわけて考えていて、「疫癘(えきれい)」とよんでいます。

これも外因ですが、「六淫」は皮毛をメインとして口鼻からも入りますが、「疫癘」は口鼻から吸入することが多いです。

そのため、マスクというのはやはり有効な手段と言えますが、重要なのはそれよりもやはり「正気」です。その「正気」をいい状態にするには心配し過ぎないということも大事なわけです。

現在西アフリカでエボラ出血熱が流行しております。
これは心配し過ぎないということ、「正気」という問題では解決できない問題が多く孕んでいます。

衛生面での問題。

次回はそのあたりのことにでも。



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by shinkyu--kaminari | 2014-09-09 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)