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鍼灸院に来院される方は、ほぼ全員ここを治してほしいというものを持っていらっしゃいます。

そして【伝統鍼灸かみなり】では、その原因は何であるか、どういうことが影響しているのかを多面的に多角的に診ていくわけです。

しかし、本人が訴えているものより、改善すべきものがあったりします。

極端な話、命に影響を及ぼす状態があれば、腕や脚の痛みはさておき、そっちをメインにした治療を行った方がいいわけです。

当たり前ですよね?

でも、患者さんは、自分が重篤な問題を抱えているという意識などありません。
病院の検査で異常がなければ問題ないと思っています。

自分の身体をしっかりと感じられない人、現代人に多いと思います。

昔を生きていたわけではないので、確かなことは言えませんが、身体に対する鈍感さというのは、身体を動かして何かをするというのが少なくなっているわけですから、進んでいると言わざるをえない。

先日いらした患者さんは、ひょっとしたら脳や心臓に問題が出る可能性があると感じました。すでに徴候はいくつかあるのですが、本人は普通のことだと思っているのです。

そして主訴は別の症状。

西洋医学的に問題なくても、東洋医学的には問題ありということはよくあります。
扱っているのは数値ではなく、人であり、「気」です。

ですからそれが問題ない状態であれば、突然倒れるということはないと言えます。

もともとこの日、頭や胸には無自覚だった患者さん、改善が見られても、イマイチぴんときていませんでした。

でも、この方のように、他に症状を作っている方が安心な気がします。
それによって頭や胸にいっている滞りがなくなりやすくもなるので。

痛みがある。
それは苦痛かもしれませんが、それを起こしている意味。
ただとればいいというわけではないと僕は思っています。

結果的になくなってくるものです。
改善すべきところは別のところにあるのです。

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by shinkyu--kaminari | 2016-02-08 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)