カテゴリ:東洋医学( 143 )

脾胃は土

臓腑を五行分類で表すと、肝は木、心は火、脾は土、肺は金、腎は水。

まぁ初歩的なことなのですが、土において微生物がしていることは、脾胃においても腸内細菌とやらが行っています。

微生物が果たしている役割というのはとてつもなく大きい。

そして胃において腸内細菌が果たしている役割もとてつもなく大きい。

そういうところもわかった上で古代の人は脾胃を「土」と関連づけたのだろうか。

「土と内臓」という本を読みながらそんなことを思っています。


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by shinkyu--kaminari | 2018-11-14 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

浮かしてからとる

日頃はプールで泳ぐと肩まわりが楽になるけど、悪化してくると泳いでも改善しない。

なぜか?

悪化するのはどういうときか?

忙しくてスケジュールがタイトなとき。
それは肉体的にも精神的にも負荷がかかるとき。

疲れも抜けづらくなる。

日頃はマッサージとか定期的に行く方。
強く押さないと効かない。

表面は柔らかいけど、中が重たく硬い。

脈力やや弱い。
顕著な反応は合谷の虚中の実。
元気の源である腎に関わる照海の虚。

合谷はかなり沈んでいます。

腎を補うことをまずすると、合谷が浮いてきました。

そこで合谷に瀉法。

だいぶ改善されました。

慢性的にマッサージを強く受けている方は、状態を沈ませて誤魔化していることが多いです。

悪くなると病は中に入っていきます。
表面で感じていたものは奥にいきます。
浮かした方がいいのです。

浮いてきてから取りに行く。

大事なことです。


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by shinkyu--kaminari | 2018-11-12 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

異常行動

タミフル、リレンザ、イナビル、ゾフルーザ。

インフルエンザに対し様々な薬が使われております。

今は「ゾフルーザ」がシェア1位だそうです。実に65%!

まぁ一大ビジネスですよね。
何億というお金が動きます。

今朝のNHKで「イナビル」を服用した10代の少年が、自宅マンションから転落して死亡したというニュースを放送していました。

そのニュースの中で、10歳前後の子どもを中心に異常行動が95件確認されたということですが、いつからいつまでの期間でのことかということは示されていません。

そして薬を服用していなくても異常行動は起きているとのことで、因果関係はわからないと。

でもですね、異常行動においては、昔の書物にも書いてあります。
「…甚則欲上高而歌.棄衣而走.…」
(訳)更にひどくなると高いところに登って歌を歌いだす。衣服を脱いで走り出す。

病が進むとこのようになるものがあるのです。

大事なことは薬云々というより、そのような状態に進行させないこと。

もちろん僕は鍼で対応します。

鍼灸においても当然インフルエンザの治療は行います。

インフルエンザだと診断されて来院する場合もあるし、わからないこともあります。

僕らが相手にするのはインフルエンザウイルスではなく、身体そのものです。

その身体がインフルエンザウイルスによって、どのようになっているのかが問題なわけです。

だからインフルエンザかどうかは大した問題ではありません。

現れている反応をもとに身体を治します。


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by shinkyu--kaminari | 2018-11-06 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

発熱

「熱が出た」

大概の方は体温計において37℃を超える状態を「熱が出た」と思うようです。

38〜39℃だと結構な発熱。

確かにこれは熱が出た状態で間違いないのですが、東洋医学において重視するのは数値ではなく、自覚的、他覚的な熱感。

体温計において平熱であっても、普段より熱っぽく感じていれば「発熱」と考えます。

それは風邪を含む外感病とは限りません。

様々な要因で発熱も起こります。

病院に行ったら原因がわからないけど、マイコプラズマ肺炎の疑いがあるから、そのための薬を出されたという方がいました。

そんな診断でいいのだろうか。

1週間「発熱」が続いていた患者さん。

一本の鍼で熱とバイバイしました。


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by shinkyu--kaminari | 2018-10-25 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

認めると楽になる

ストレスによって膝が痛くなった。

そういう診断をして、そのための鍼をして楽になったけど、ストレスがかかりイライラしてからまた膝が痛くなった。

この方はそれをよく理解していて、しっかりと認めています。

こういう方はよくなりやすいです。

あとは耐性がつく身体になればいい。
ストレスがかかっても、身体に影響しない状態、今まで感じていたストレスをそこまで嫌だと感じないように身体がなればいいわけです。

ストレスによって身体が悪化したりするのに認めない方。

よくなりにくいです。

なぜか。

その時点で気が巡りにくいからです。

ストレスによって悪化しているのに、ああでもないこうでもないと考える。
あれがよくなかったか、これがよくなかったか、と考える。

頑なになる必要はありません。

あれやこれや考えるから身体がもやもやするのです。

認めることで次に進めます。

次に進みましょう。


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by shinkyu--kaminari | 2018-10-24 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

曲泉というツボ

足の厥陰肝経という流れの中に、「曲泉」というツボがあります。

膝の内側にあるのですが、これを取穴するときは、膝を曲げてとる、というようにあらゆる書物に書かれてあります。

まぁ僕があらゆる書物を読んだわけではなく、中国の「穴位通鉴」というツボに関する由来やら効能やらをあらゆる書物から抜粋している、ツボの辞典のような本に書かれているんですけどね。

「必ず」曲げてとる。

そのように書いてもあります。

曲げたときと、そうでないとき、体表観察能力が上がってくると、どっちが反応として顕著かはわかります。

最近曲泉が自分の中では少し流行っています。
主に運動器疾患にですけどね。

肝の問題から股関節内旋、回内足になっているような人に使うことが多いですね。

割といます。



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by shinkyu--kaminari | 2018-10-10 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

気温差に注意

昨日は11月並みの気温というように寒くなりましたが、今日は高め。

久しぶりの快晴で気持ちはいいけど、この後台風がきたりと、このような変化に適応できない方は少なくありません。

暑いとき、寒いときというのは、身体としては気が張っている状態になります。
これは肝気の突っ張りと考えていいと思います。
それが寒いときから急に暖かくなり、そのあと再び寒くなったりすると、間でふと弛み、それに乗じて邪気を受けやすくなります。

たとえば風寒邪。
いわゆる風邪ですね。

そこにプラスしてストレスで気が張っているところを、暴飲して発散して気を緩めたりすると、同様に邪気を受けやすくなるわけです。

そんな感じで寝違いを起こすのと同時に風邪を引かれた方がいました。

自覚的には意識していなかったんですけどね。
問診すると「そういえば!」と。
風寒邪なので、身体の強張りが強い。

なんとなく風邪症状はなくなったけど、首がなかなか治らず、さらにひどくなったので、来院されました。

2週間たっていて、外邪の所見はもうありませんでしたが、肝気の鬱滞が強い。

それを解く鍼。

腕を上げてないと痛かった首が腕を降ろせるようになりました。

これから台風きますからね。

養生してほしいです。


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by shinkyu--kaminari | 2018-09-28 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

麺類

金元四大家のひとり「李東垣」先生の著した『脾胃論』の「脾胃将理法」というところに

「湿麺は切に禁ずべし。之を食いて快を覚ゆる如きは、禁ずること勿れ」

ということが書かれてあります。

今も昔も麺類好きというのは多いようです。

脾胃に負担が強く、湿痰を形成しやすい。
ですから戒めているわけですが、食べて快調になる人は禁じなくてもよいと。

危険な解釈をされやすそうですね。

自分の状態がしっかりわかることが前提ですけどね。
おそらく昔の人の方が、からだの内側に対する感覚は優れていたと思います。

今のようにパソコンやスマホ、テレビなどで外的刺激に夢中になったりはしませんからね。

でも、麺類に限らず、食べてどうか、自分にとってどうなのかということを感じるのは大事だと思います。

いくらいいと言われているものでも、人によって受けつけないものってありますからね。

だから、嫌いなものを無理に食べさせることには同調できません。

かといって、好きなものを欲望に任せて食べるのも反対です。

「欲」がやはり関わりますからね。

気持ちを満たすために多く食べてしまうことになります。

自分の内側と会話しながら食べる。

そういうふうに食べると、からだが「快」を感じているかわかるでしょう。

締めにラーメン。
絶対おかしいですから!


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by shinkyu--kaminari | 2018-08-23 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

自然に対する考え

台風20号が近畿地方にかなりの雨を降らすことになりそうですね。

様々なものが発達しても、これはどうにもならないことですね。
来てしまうものを止めることはできません。
いかに被害を最小限に食い止めるか。

余計なことをしない。
避難が必要な人は早めにする。

台風、地震、津波。

このような自然の猛威に遭う国というのは多くはありません。

だからこそ、日本は自然に対して畏敬の念を抱いてきました。
こういう災害のない国は、自然を征服しようという気持ちを持つこともあります。

日本人の思考や、文化というものは、自然がそうさせていると言っても差し支えないでしょう。

「天災と日本人」という著書の中で寺田寅彦氏が述べていることに深く賛同します。

よく海外から日本人の行いが賞賛されることがありますが、日本人が素晴らしいというよりも、日本という風土が素晴らしいのだと思います。

甚大な被害が出ないことを望みます。


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by shinkyu--kaminari | 2018-08-22 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

足太陽膀胱経に「京骨(けいこつ)」というツボがあります。

経絡の異常が現れやすい原穴(げんけつ)という非常に重要なツボに分類されています。

足の外側。小指側ですね。
小指から踵に向かって辿っていくとボコッと凹む場所がありますが、その出っ張ったところの前側のちょっとした窪み。
そこがツボの位置です。

鍼を刺さないわけじゃないですが、あまり我々の流派、北辰会では使わないところ。

でもこの部分が《からだとしてしっかり使えている》かがとても重要だと僕は思います。

立ったときにしっかり踏めていなかったり、ひどいと浮いているんですよね。
そこが詰まっているような状態だと、膀胱経の経絡の流れも悪いわけです。

これを意識するのに竹踏みはもってこいです。

立ったときに自然と前に行ける状態か、居つく状態か。
京骨の状態でかなり変わります。

要注目です。


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by shinkyu--kaminari | 2018-08-15 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)