カテゴリ:東洋医学( 158 )

原因は、、、グミ!?

スポーツをしている少年を診ることはよくあります。

からだの使い方に問題があり、うまくクッション機能を使えないでからだに負担をかけている子なんて多いです。

それがよくなり、いい状態でいたのに、同側の足の違う場所に痛みを感じ出した小学4年生の男の子がいました。

使い方を確認してみても悪くはない。

それほど強いプレッシャーを受けているわけではないが、練習をしていると痛くなってくる。

なんだろう?

流れは胃の経絡。

反応が一番顕著で原穴である「衝陽」という足にあるツボに刺鍼。

数日後練習をしたが、前より長くできたけど、終わり頃に痛くなるとのこと。

このとき、もしかしたら、、、

という思いがありました。

この前の治療時の帰り際、僕にあげたいと言って、「グミ」を一袋くれたのです。
久しぶりにグミを食べてビックリしたのですが、食べると粘った唾液が口に出てくるのです。水飴と砂糖が主成分。
かなりの湿痰を形成します。

診ると「豊隆」というツボに顕著な反応。
痰を捌くのに使うツボです。
もちろん反応があるというのはそういうこと。

聞くと食べはじめたのはちょうど痛くなるちょっと前から。

しかも食べるときは一袋の半分を一回で食べるとのこと。

「豊隆」に刺鍼。

足首にあったもったりした感じがなくなりました。

おそるべしグミ。。。

せめてふた粒にしな、と言ったら、「食べないようにする!」と言ってました。

飲食は大事ですからね。
お菓子を食べてからだを悪くすることはあっても、よくすることはありません。

食べないに越したことはない。

これからも注意して診ていきたいです。


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by shinkyu--kaminari | 2019-03-19 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

迷信??

普段診ている小学3年生の男の子。
昨日午前中に母親から電話があり、前日足を捻っていつもはそこまで痛がらないが、翌朝足をつくのも痛い感じで、学校まで自転車で送ったが、移動をケンケンしているから、夜に診てほしいとのこと。

聞くと腫れてはいないとのことでした。

夕方過ぎになって来院。
診てみると、しっかり腫れてます(^^;;
子どもには腫れてないから大丈夫だと言っていたようです。。。

靭帯部より骨上に腫れがあり、圧痛も酷かったので、内出血は無いものの、骨折の可能性も考えられることから、病院でX-RAYを撮ってもらうようにお願いしました。

骨折でも僕のやることにあまり変わりはないのですけどね。

今朝病院に行き、その足でうちに報告にきました。

折れてはいなかった。
ホワイトのテーピングで土曜まで過ごしてくれとのこと。。。

「大丈夫か?」と思わずにはいられない対処の仕方です。
ホワイトテープなんて数時間で固定力はかなり落ちますからね。
4日もそのままって。。。

そして鍼の先生に病院を受診するよう言われたことを医師に伝えたようなのですが、、、

「鍼?そんな迷信を信じて、、、」

と吐き捨てるように言われて怖かったとのこと。

【迷信】意味:迷妄と考えられる信仰。また、道理にあわない言い伝えなどを頑固に信ずること。その判定の標準は常に相対的で、通常、現代人の理性的判断から見て不合理と考えられるものについていう。【広辞苑より】

この先生は鍼の何を知っているのでしょう?

鍼が果たしてきたことの歴史、今現在行われていること、また医師においても鍼灸東洋医学を学ぶ人がいること。もちろんWHOでも認められていること。

「迷信」なんていう言葉を用いること自体、そもそもおかしい。

僕の方が開業したのは先ですが、近所ですから、そのうち挨拶をして連携していける部分はしていこうとも思っていたのですが、残念です。

知った上での判断ならばいいですけどね。
自分の頭の中だけで、そういう判断をすることがかわいそうに思います。

無知の知。

知らないことに偉そうなことを言っちゃダメでしょ!


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by shinkyu--kaminari | 2019-03-13 23:30 | 東洋医学 | Comments(0)

鼻水

「足の三里」というツボ。

結構有名ですよね。

松尾芭蕉の『奥の細道』にも出てきます。

胃の経絡のツボ。

ここに鍼をして、鼻がスッと通り、鼻水が楽になる人がいます。

実の反応。

食べ過ぎです。

花粉症と言って苦しんでいる人、食生活を見直すことで改善されるものも多いです。

全部がそうだというわけではないですよ。

いろいろあります。

いろんな身体を診ると、いろいろわかります。

おもしろいです。


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by shinkyu--kaminari | 2019-02-23 19:30 | 東洋医学 | Comments(0)

ガッテン!

先日NHKの番組「ためしてガッテン」で鍼が取り上げられました。

最近かなり取り上げられる機会は増えたと思います。

でも報道する方は大変だなぁと感じます。
東洋医学というカテゴリーで考えられていますが、東洋医学として鍼をしている人は多くはなく、テレビで取り上げたように、筋膜や神経といった西洋医学的解剖知識で鍼をしている人も多く、様々なやり方や解釈をして行われている現状だからです。

東洋医学ですから、西洋医学の考えで理解しようとすると、理解できないものが多々あります。哲学が違うので当たり前です。

目に見えるもの、数値で表せるもの、そうでないものは存在しない、科学的でないというような風潮があるように思います。

だからテレビとしても極力わかりやすく画像で示せるものを取り上げていました。

「鍼の響き」、鍼が効いているとピクッと動くということを、伝えていましたが、そんな単純なものではありません。

でもそういうものはわかりやすいですよね。

これはこう、というかたちで示せた方が構成としてもスッキリします。

今回のものは、僕がやっている鍼とはちょっと違いますが、鍼によっていろいろな病が治っているという解釈を持てる内容であり、世間一般の人が興味を持つキッカケになれたのではないかと思います。

やっぱり関心を持ってもらうということに関し、テレビは大きいですね。


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by shinkyu--kaminari | 2019-02-22 23:30 | 東洋医学 | Comments(0)

今度はノド、、、

数ヶ月に一度その日に電話がかかってきて訪れてこられる60代の方。

いつもその前に何度か病院に行って治らずにくる方です。

定番になってます(笑)

今度はノド。
風邪がきっかけだけど、風邪症状も治りだいぶ経つが、電車の中で咳が止まらなくなったりする。
話しているとノドの右側が詰まってくる。

前回は背中の痛み。
その前は耳の閉塞感でした。

必ず数回病院に行き、よくならないということで来るんです。
おもしろい方です。

「やっぱり画像で見てみないと何かなっているかもしれないし、、、」

こんなことをおっしゃいます。
その割に「レントゲンとかCT撮るのってからだによくないですよね?」
なんて言ってきます。

人は矛盾を抱えながら生きてます。
それが人らしくていい。

治療してよくなる。

すると
「なんか鍼するとしゃべりやすくなるんですよね〜」

なんてことを言います。

僕「すぐにくればいいのに」

患者「(笑)でもなんか調べてみたくなるんですよ〜」

これでもいいです。

最終的に来ればよくなるっていうことをわかって信頼してくれているわけですからね。

ありがたいことです。


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by shinkyu--kaminari | 2019-02-19 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

同病異治

毎回頭痛を訴える方。

同じ人が訴える同じ病。

でも毎回同じ治療ではありません。

手に鍼をすることが多い。

でも決めてかかっているわけではありません。

今日は足の内顆の下。

そのときの様々な状況、季節、天候、それらを考慮して導き出します。

患者さんにとっては治ればいいんですけどね。

僕らはそこに根拠が必要です。

頭痛だからこのツボということはしません。

同じ病でも異なる治療をする。

「同病異治」といいます。



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by shinkyu--kaminari | 2019-02-09 19:30 | 東洋医学 | Comments(0)

治るために通る道

喉が痛い。

こんな症状を訴えて当院に来られる方もいます。

風邪をきっかけになることは多いです。

腫れて食べることもしづらい。

大人でも子どもでもあります。

「かわいそうに、、、」

小さい子が食べられない状態になっていると、親もまわりもそんな感情を抱きますよね。

でも、そうなる前に食べ過ぎていた、なんてことはよくあるんですよ。

風邪、風寒邪を受けたときに、それによって体内の熱が逃げ場がなくなり強くなったりします。

熱は身体の前側、上側に行きやすいので、喉というのは影響を受けやすい。

痛みが喉の中にあって、しかも腫れている。そして舌も厚い苔がある。

治療して喉の腫れが軽減し、痛みも減少。
楽になった、と言ってもこれで終わり、ということにはなりません。

有形の邪気として存在していた感じなので、痰として出てきたり、何かしらの方法で外に出て行くことになります。

唇にヘルペスとして出てくる。

ここだけ捉えてしまうと、今度は唇が大変なことになった、という思いをなった人や家族は抱いたりするのですが、邪気が表に出てきたわけです。

こういうことも起こりうる。

治っていくとはそういうことです。

現象にいちいち動揺せず、どんと構えましょう。



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by shinkyu--kaminari | 2019-02-05 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

からだは正直

今日2診目の方。

初診時では「肝の臓」のツボにパーンと張った実の反応。「胃の腑」のツボはペコっと凹んだ虚の反応。

主訴ではないですが、数ヶ月前に胃炎と診断されていて、食欲はイマイチ。
痛みは今はないが、スッキリしない感じでした。

今日診てみると、凹みが改善されているではないですか!

僕「胃が回復してきましたね。」

患者「胃は気にならなかったです!」

からだは正直です。

あっ、もちろん主訴も改善されていますよ。


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by shinkyu--kaminari | 2019-01-25 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

刺絡は躊躇せずに

「刺絡(しらく)」という治療法があります。

わかりやすくいうと、鍼を刺して鬱滞しているところの血を出す。

井穴という手足の末端や、細絡と呼ばれる紫色っぽいウヨウヨとした細い血管が見えるところにおいて行うことが多いです。

通じていない流れを通じさせることや、熱をもらす効果があるので、急性期の外傷、急性熱病に用いることが多いです。

インフルエンザなんかにもやります。

子どもにも。

普段あてるだけの鍼をしている子どもにとっては、まぁ痛いですね。

出血させますからね。

一つの指だけのときもあれば、数本の指に行うことも。

かわいそうな気もしますが、熱で苦しんでいる方がかわいそうですからね。

大胆に行くべきです!

かわいそうだからと一つの指で終わらせるのは中途半端で、かえってよくありません。

鍼の信用をなくしますからね。

的確に、スマートに行う。

常にそうでありたいという願いも込めて。


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by shinkyu--kaminari | 2019-01-21 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

病が浮くということ

治療をする上で大事なことのひとつに「病を浮かせる」ということがあります。

どういうことかというと、病は古くなってくると、また進行してくると、身体の内部に沈んでいく傾向があるのです。

ツボも沈んでいきます。

わかりやすい例でいうと、肩こりが酷くなって、マッサージに行っても、かなり強く、しかも奥深くまで押さないと効かないなんていう方聞いたことありませんか?

マッサージそのものを否定はしないのですが、こういうやり方は否定します。
その場しのぎでしかも結果的に悪くなっていきます。

奥深くにいっているものを、表面まで浮かせていくように治療する。
このことが必要なのです。

感情面でも同じことが言えます。

昔あったことがトラウマになっているような場合、そしてその感情を心の奥深くにしまいこんでいる場合、治療して浮いてくると、その感情が蘇ってきたりします。

これにどう向かっていくか。
浮いてきてそれが現れるということは、その処理の仕方がよくなかったのでしょう。

では今度はどうするか。

対処する試練ですね。

そこを乗り越えることができたらレベルアップしますよね。

心身一如。

治療をするというのは奥深い。


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by shinkyu--kaminari | 2019-01-08 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)