カテゴリ:東洋医学( 136 )

麺類

金元四大家のひとり「李東垣」先生の著した『脾胃論』の「脾胃将理法」というところに

「湿麺は切に禁ずべし。之を食いて快を覚ゆる如きは、禁ずること勿れ」

ということが書かれてあります。

今も昔も麺類好きというのは多いようです。

脾胃に負担が強く、湿痰を形成しやすい。
ですから戒めているわけですが、食べて快調になる人は禁じなくてもよいと。

危険な解釈をされやすそうですね。

自分の状態がしっかりわかることが前提ですけどね。
おそらく昔の人の方が、からだの内側に対する感覚は優れていたと思います。

今のようにパソコンやスマホ、テレビなどで外的刺激に夢中になったりはしませんからね。

でも、麺類に限らず、食べてどうか、自分にとってどうなのかということを感じるのは大事だと思います。

いくらいいと言われているものでも、人によって受けつけないものってありますからね。

だから、嫌いなものを無理に食べさせることには同調できません。

かといって、好きなものを欲望に任せて食べるのも反対です。

「欲」がやはり関わりますからね。

気持ちを満たすために多く食べてしまうことになります。

自分の内側と会話しながら食べる。

そういうふうに食べると、からだが「快」を感じているかわかるでしょう。

締めにラーメン。
絶対おかしいですから!


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by shinkyu--kaminari | 2018-08-23 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

自然に対する考え

台風20号が近畿地方にかなりの雨を降らすことになりそうですね。

様々なものが発達しても、これはどうにもならないことですね。
来てしまうものを止めることはできません。
いかに被害を最小限に食い止めるか。

余計なことをしない。
避難が必要な人は早めにする。

台風、地震、津波。

このような自然の猛威に遭う国というのは多くはありません。

だからこそ、日本は自然に対して畏敬の念を抱いてきました。
こういう災害のない国は、自然を征服しようという気持ちを持つこともあります。

日本人の思考や、文化というものは、自然がそうさせていると言っても差し支えないでしょう。

「天災と日本人」という著書の中で寺田寅彦氏が述べていることに深く賛同します。

よく海外から日本人の行いが賞賛されることがありますが、日本人が素晴らしいというよりも、日本という風土が素晴らしいのだと思います。

甚大な被害が出ないことを望みます。


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by shinkyu--kaminari | 2018-08-22 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

足太陽膀胱経に「京骨(けいこつ)」というツボがあります。

経絡の異常が現れやすい原穴(げんけつ)という非常に重要なツボに分類されています。

足の外側。小指側ですね。
小指から踵に向かって辿っていくとボコッと凹む場所がありますが、その出っ張ったところの前側のちょっとした窪み。
そこがツボの位置です。

鍼を刺さないわけじゃないですが、あまり我々の流派、北辰会では使わないところ。

でもこの部分が《からだとしてしっかり使えている》かがとても重要だと僕は思います。

立ったときにしっかり踏めていなかったり、ひどいと浮いているんですよね。
そこが詰まっているような状態だと、膀胱経の経絡の流れも悪いわけです。

これを意識するのに竹踏みはもってこいです。

立ったときに自然と前に行ける状態か、居つく状態か。
京骨の状態でかなり変わります。

要注目です。


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by shinkyu--kaminari | 2018-08-15 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

血が不足している状態を東洋医学では「血虚」といいます。

目がかすんだり、ふらついたり、筋肉がつったり、といった症状を呈しますが、頭には足りてないけど、腹には余っているということだってあります。

血虚であれば、経血量は少なくなるはずだけど、量はやたらに多く、塊も出る。
生理痛もきつい。

瘀血ですね。

いっぱい血が出ると、頭がくらっとする。

舌も色褪せてるし、血虚所見がしっかりある。

下焦には血が溢れているのに、上焦には足らない。

両方しっかりめぐればよくなります。

太衝に一本。

めぐる。
出す。
取り入れる。

これらがおかしいと必ず不調になります。
当たり前です。

まずはめぐる身体に。

そうすればしっかり出る。

取り入れる方はしっかり個々がやってもらわないと。


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by shinkyu--kaminari | 2018-07-19 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

猛暑の影響

連日の猛暑。

全国各地35℃なんて当たり前ですね。
今日は多治見で40℃を記録したようです。

沖縄では31℃。
伊豆七島も31℃。
なんか暮らしやすそうですね(^ ^)

僕は35℃くらいはすこぶる元気に過ごせます。
今朝気持ちよく外を走れましたし。

でも大人も子どももこの暑さで疲れてますね。

脾の疲れはもちろんありますが、腎の疲れが目立ってます。

照海という腎に関わるところに鍼をした人が多かったです。

かくべきところではしっかり汗をかいて、水を内側に閉じ込めないこと。
冷飲食をなるべく控える。

この2点は気をつけてほしいですね。

少し熱めのお茶を飲んでみてください。
内臓がホッとするのを感じると思います。

この時期内臓疲れやすいですからね。

気をつけましょう。


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by shinkyu--kaminari | 2018-07-18 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

背後に血虚

ストレスが強かったり、忙しくて休まる暇がなかったり、そういうとき、臓腑でいうと「肝の臓」がダメージを受けています。

突っ張った状態になっているのですが、背後に「血虚」という血が不足した状態になっていることも多く、そこをフォローしないと、なかなか状態がよくならない。

血になるものを食べよう!と言っているわけではないですよ。

そういうゆとりのないときは食べることも大事ですけどね。

血を補いながら気を下ろす。
そういう手法をとります。

「柔肝(じゅうかん)」

からだがほんわかします。

背後にある血虚。
見逃してはいけません。



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by shinkyu--kaminari | 2018-07-05 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

急な変化

ここ数日で体調を崩したという子どもが多いです。

それぞれもちろん原因はあるのですが、そこにここ最近の気候の変動というのが関わっていると思っています。

急に寒くなった日がありました。

そういうとき外邪を受けるということももちろんあるのですが、肝気が昂り、抵抗するということが起こります。

生理現象でもあるのですが、平素から昂っている子は負担になって、病理となる可能性が高くなります。

もちろん大人もですけどね。

熱を出したからといって、風邪をひいたとは限りません。

内傷発熱。

内側に原因があって起こることも珍しくありません。

子どもは熱化するのが早いですからね。
結構子どもだって疲れてますよ。

よく気にかけてください。
そのためにも日頃から「触る」ということは大事ですよ。


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by shinkyu--kaminari | 2018-06-19 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

飲みすぎると、疲れると、寝不足だと、ストレスがあると。

いろいろな原因によって惹起される病はありますけど、何がメインなのか判断がつくものもあります。

何よって判断をつけるか?

最終的には体表観察です。

脾兪、胃兪の反応が明らかに顕著であれば、間違いなく飲食の問題。

水気が多過ぎる!

そりゃあ梅雨に顕在化して当然です。

入れたものはしっかり出さないと。

「陰陵泉」というツボに鍼。

20分後一度体表観察をし、さらに「豊隆」に鍼。

良好な変化。

主訴の息苦しさだけじゃなく、肩周りも軽くなり、可動域も広がりました。

これだけで全てが解決できるわけじゃありませんが、今何がメインの病理かということは常に意識する必要がありますね。


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by shinkyu--kaminari | 2018-06-09 22:00 | 東洋医学 | Comments(0)

湿度が高くなると

梅雨に入る少し前から湿度が高い日がありました。

やはり出てきましたね。

「内湿」という体内の湿気が盛んでもろに悪化する方。

食べ物が特に変わったわけじゃないですが、水分摂取量は過剰になるし、水仕事なので湿が増えます。

手の痺れがひどい。

「豊隆(ほうりゅう)」という湿邪をさばくところに鍼をするとだいぶ落ち着きました。

これから除湿の治療が増えそうです。


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by shinkyu--kaminari | 2018-06-08 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

「血虚」

「血虚」

「血(けつ)」が不足している状態。

ある人に「血虚」と思わしき状態がみてとれたとき、それがどこで起こっているか、ということが大事です。

「血」は五臓六腑様々なところをめぐっています。でも血虚に関わる臓腑は「心」「肝」が中心と理論で言われています。

肺にも脾にも腎にも血はあるのに。

なぜでしょうか?

理論の上で細かく考えることは大事です。

供給源はどこにあり、相対的にどこに多くあるのか。

まずはじめに問題が生じるところはそういうところですね。

本を通しての理論ははあくまでも道しるべです。

実際どうなのか?
拘泥することなく目の前のからだと向き合って行くことが大事だと思います。


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by shinkyu--kaminari | 2018-05-03 22:30 | 東洋医学 | Comments(0)