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カテゴリ:東洋医学( 163 )

風邪は万病のもと

朝、昼、夜と寒暖の差が激しいですね。
風邪を引いている人も多いです。

風邪を引いたときはどうしていますか?

病院に行きますか?
市販薬を飲みますか?
気合いで治しますか?

いろいろな人がいると思いますが、
もちろん僕は鍼で対処します。

「どこに刺すんですか?」

と聞いてくる方もおりますが、人によって、状態によって違います。
手や腕のときもあれば、お腹のときもあれば、背中のときも、足のときもあります。

「自分にも刺すんですか?」

と聞いてくる方もおります。
刺しますよ。
でも、ほとんど風邪を引かないのです(笑)

妻に言われたことがありますね。
「病気しない人が病気の人の気持ちわかるの?」

するどい質問ですね。
正直わかりません(笑)

わかろうとはしていますよ。
様々な病のすべてを自分で体感することは無理ですからね。
想像力を働かせ、病だけでなく、置かれている境遇をイメージします。

そしてやはり治す人が病人であるより健康人であった方がいい!!
と思っています。

本当は風邪の話から葛根湯の話にいこうと思っていたのですが、、、
次回することにします。


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by shinkyu--kaminari | 2014-09-30 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

瓢箪から駒??

意味:思いもかけないことや道理上あり得ないことが起こること

治療後にトイレに行きたくなるということはよくあります。

大でも、小でも。

以前、治療後に大の方がよく出て、同じ日に続けて出るから、不安で病院に行った方がおりました(苦笑)

その人にとってみたら、『瓢箪から駒』
あり得ないことだから、身体がおかしくなったと思ったみたいですね。僕としても説明しておくべきでした。

気の停滞が解消されたり、上に上がっているものが下がるようになったり、熱邪がとれて潤いが出てきたりすると、当然便が出やすくなります。
あり得ないことではなく、想定できることです。

普段と違うことが起こっても、大事なことは、結果どうなるかということですね。

先程の場合も、聞いてみると、とくにしんどくなったりということはなく、逆にスッキリしたということでした。

何も問題ありませんね。突然治療によって急速に便が形成されるわけではないので、あるけど、滞っていたものが降りたわけです。

よい身体になったわけです。

めでたしめでたし。


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by shinkyu--kaminari | 2014-09-17 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

意味:自分に無関係なことに余計な心配をすることの例え(大辞林)

【伝統鍼灸かみなり】には頭痛の方よくお見えになります。
この例えのように無関係なことを心配してる方もおりますが、
大概は自分のことや家族のことで心配をしている人の方が多いですね。当たり前ですが。

他の疾患同様、初診であればそこにいたった経緯を、
今現在の状態、痛みの増悪緩解要因、痛みの性質や、部位などを聞き、脈や舌、お腹、背中、手足のツボの状態を触診するわけですが、やはり痛いところも触ります。

これ、僕はとても重視しております。
触って、翳して、どのような感じがするか。
緊張感、重たい感じ、膜が覆っている感じなどがあり、この感覚は患者さんと共有できることが多いです。

脈に身体の変化というのはあらわれるので、
治療後に脈を診て「脈がよくなっているから、大丈夫だよ。」でもよいのですが、
痛いとき頭は触るとこういう状態になっていて、鍼をするとこう変わる、というのが共通理解できるなら、それもした方がいいと思うのです。

頭に限ったことではなく、患部を触るということは大事です。
そこに原因があるというわけではありませんが、それに繋がることを患部が教えてくれることがよくあります。

もちろん患部というものがない疾患もありますが、部分を通して全体を診る、全体から部分を診る、こういう観点が重要です。

なぜ頭痛になるか、対策など、次回頭痛についてもう少し書いていこうと思います。


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by shinkyu--kaminari | 2014-09-12 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

ついに地元台東区にやってきましたね。
【伝統鍼灸かみなり】がある台東区浅草から近い松が谷で「デング熱」を発症した人がでました。

不安に思われている方もいるでしょうが、不安に思っても仕方ありません。

これは疫病ですが、蚊による媒介なので、
東洋医学における三つの分類からすると「外因」「不内外因」明確にわけられませんね。
そういう曖昧さがあるため、この分類を用いないこともあります。

症状などは情報が広まっているのでよくご存知かと思いますが一応。
デングウイルスが感染しておこる急性の熱性感染症で、発熱、頭痛、筋肉 痛や皮膚の発疹などが主な症状ということです。

代々木公園でロケ中に刺され発症した方は33箇所(!!)刺されたようですね。
それはデング熱という問題云々より、それ以前に蚊の襲撃をなんとかすべきだったと思うのですが仕事中だとそうもいかなかったのでしょうか、、、

まあ蚊が盛んになる時季ではないので終息に向かうでしょうが、
考えて欲しいのは、その時期に代々木公園に行った人は発症した人の何倍もいるということです。

刺されたのは発症した人だけではないですよね。
発症しない人もいるのです。
媒介している蚊に刺されても。

発症した人だけが刺されたと考える方が不自然ですよね。

刺されないように長袖長ズボンというのも対策の一つです。
虫除けスプレーもそうでしょう。

しかし、刺されにくい身体にすること。
身体そのものをいい状態にしておくことがやはり大事です。

暑い時期に発生する生き物ですから、やはり熱を好みます。
熱が体表近くにある人が刺されやすいです。
一気に涼しくなったから、肌表に発散できない熱がこもっている方は多いです。
蚊に刺されるところは結構その人それぞれ傾向があります。

傾向を知って対策をたてる。

人事を尽くして天命を待つ!

やはり基本はこれです(^ ^)



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by shinkyu--kaminari | 2014-09-11 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

題名では原因と書いていますが、今日はちょっと違います。
昨日の投稿からの続きということで一応題名はそのままで。

エボラ出血熱。

西アフリカで流行しております。死に至る病ですし、動向は気になるところだと思います。防護服に覆われて医療に従事している人の姿も目にします。

確かに深刻な問題なのですが、この問題はアフリカ諸国の医療事情、生活環境と大きく関与するところです。

以下は検疫のサイトです。

これによると、

人から人への感染で患者の体液等(血液、分泌物、吐物、排泄物)、またそれに汚染された物質(注射針など)に十分な防護なしに触れることで、病原ウィルスが傷口や粘膜から侵入するとあります。

エボラ出血熱が流行している国では、そもそも医療現場の環境が劣悪であることが否めません。日本の外務省では自国民に対し、これらの国で医療機関にかかることは通常でもすすめていません。

その国の人々の衛生に対する知識も乏しく、レストランやホテルでの食事でも食中毒を起こすことも稀ではないということです。

水の状態がよくないので、ミネラルウォーターを使うわけですが、食材を洗うのもミネラルウォーターで行っているわけではないですからね。家庭では病院の状態よりさらに衛生条件は悪くもなるでしょう。病院のベッドでは、その場で入院患者の家族が食事を作っている状況が多々あるようですね。病院食というのは無いようです。そしてその残飯がベッドの下に捨ててある状態。なかには肉なども。なんと注射針などと一緒に。

僕はこの状況を実際に見てきたわけではありません。現地に視察に行ったとする方が挙げている情報を、他の情報とも照らし合わせながら書いているにすぎないので
このような、ある情報のある一端をとらえて、この国はこうと論じることは、もちろんできませんし、するべきではありません。
しかし、この方の挙げたある一病院の現状から想像される、その国の衛生に対する文化、管理の程度、疫病への衛生面におけるコントロール状況は的外れではないとも思います。病院であってさえもそのような衛生状況であり得るという環境で、感染を防ぐのは容易なことではないでしょう。
もちろんその状況で生活していても感染しない人もいるわけで、
その人の身体のエネルギーである「正気(せいき)」というものが大事だということはいえます。


それにしても
現地で医療に携わっている人の大変さは想像を絶することでしょう。エボラ出血熱の致死率、その拡散状況が悲惨なため報道にも熱が入っていますが、そもそも他の感染症の問題がこれらの地域で解決できているわけではありません。アフリカ諸国の問題というのは多岐に渡ります。内戦や先進国の関わり、政治、民族性の特異、地域性など。


自国の問題の存在ももちろんですが、様々な問題を解決するために世界機関から借金をして、その利息が多大という話を以前、本で読んだことがあります。先進国が豊かにさせない要因となっていると。
この本の著者によれば、抜本的に制度を変えないと単に経済的な援助をしても解決には繋がらないということでした。

話が脱線しましたが、
ちょっとこれを機にアフリカ問題についてもいろいろと勉強しようと思いました。

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by shinkyu--kaminari | 2014-09-10 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

では外因について少し掘り下げて書いていきます。

昨日述べたように、六淫の邪というものがあるのですが、この「風、寒、暑、湿、燥、火」というのは四季の正常な気候の変化でもあり、「六気」とよんでいます。

爽やかに吹く風、冬の寒さ、夏の暑さ、梅雨の湿気や、秋冬の乾燥は自然現象であり、これそのものは邪気ではありません。

では「六気」が「六淫」になる要因は何かというと、それらが過ぎたり及ばない異常な状態です。

暑すぎる夏、寒すぎる冬、極端な湿気や乾燥。
また、季節にあらざる気候。冬に極端に暖かくなったり、夏に急に肌寒くなったりという状態です。

このようなものが「六淫」となるわけですが、ここで大事なことを忘れてはいけません。

そのような状態でも何も問題なく過ごす人もいるわけです。
そうかと言えば、通常の気候の変化でも体調を崩す人もいます。

これはその人それぞれの「正気」の状態に根ざしているからです。

「正気」というのはその人の今現在のエネルギーとでもいいましょうかね。

ですから、風邪を何度もひく人もいれば、ほとんどひかない人もいますし、まわりがひいていたからといって、必ず伝染るわけではないのです。

また、伝染性が強く、罹ると大概同じ症状を呈し、重篤な病変を引き起こすものを、昔でも「六淫」とわけて考えていて、「疫癘(えきれい)」とよんでいます。

これも外因ですが、「六淫」は皮毛をメインとして口鼻からも入りますが、「疫癘」は口鼻から吸入することが多いです。

そのため、マスクというのはやはり有効な手段と言えますが、重要なのはそれよりもやはり「正気」です。その「正気」をいい状態にするには心配し過ぎないということも大事なわけです。

現在西アフリカでエボラ出血熱が流行しております。
これは心配し過ぎないということ、「正気」という問題では解決できない問題が多く孕んでいます。

衛生面での問題。

次回はそのあたりのことにでも。



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by shinkyu--kaminari | 2014-09-09 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

病気の原因

東洋医学では大きく分けて病気には三つの要因があると考えて分類しております。

①外因

②内因

③不内外因

外因はからだの外からくるもので、それを外邪、外感と言ったりもします。
代表的なものに六淫の邪(風、寒、暑、湿、燥、火)があります。

内因はからだの内側から起こるもので、内傷のひとつであり、七情内傷ともいい、喜、怒、憂、悲、思、恐、驚の七つの感情の過不足によるものです。

不内外因はそれ以外のもので、節度のない飲食、働きすぎ、休み過ぎ、動き過ぎなどのもうひとつの内傷と、怪我や体内の水の滞りである痰飲、血の滞りである瘀血も含まれます。

この分類は宋の時代の「陳言(字は無擇)」先生が古来よりある病因学を『三因極一病証方論(略称『三因方』)の中でまとめて確立したものです。

東洋医学イコールこの分類ではありませんが、わかりやすい分類ですので、少しこのことについてこれから書いていこうと思います。

導入として今日はこのあたりで。


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by shinkyu--kaminari | 2014-09-08 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

以前東洋医学と西洋医学では臓腑に対する考え方が違うと書きました。

今日は「肝の臓」の役割をひとつ紹介したいと思います。

『肝は疏泄を主る』
肝の臓が「疏泄」というものを中心となって行うわけです。

聞きなれない言葉ですよね。

意味としてはのびやかに通じさせるというような感じです。

何をのびやかに通じさせるかというと
①気機、②運化、③情志

この三つです。
これらをのびやかにするのが「肝の臓」の役割のひとつというわけです。

①気機とは昇降出入の気の運動形式。
上に下に外に中に向かっていく気の流れ。
臓腑経絡、気血など全身の気機をのびやかにする働きがあります。

②運化とは「脾の臓」「胃の腑」が行う消化吸収して運ぶ働き。胆汁の分泌の調節も含まれます。

③情志とは精神情志活動です。
「心神」が元締めなのですが、それをのびやかにするのが「肝の臓」の役割なのです。

七情「喜、怒、憂、悲、思、恐、驚」それぞれは、五臓に分類されますが、それらの感情の過度になると、「肝の臓」に影響を及ぼすわけです。
そのため、精神的な問題というのは「肝の臓」に異変をもたらし、身体に様々な問題を起こします。

「疏泄」がうまく働かない、逆に働き過ぎるという問題もあります。

いい状態であればのびやかな「肝の臓」
その性質から五行では「木」の性質をあてはめます。

今日はこの辺で。


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by shinkyu--kaminari | 2014-09-06 21:30 | 東洋医学 | Comments(0)

伝説の名医

古代中国の伝説的な名医に「扁鵲(へんじゃく)」という人がいます。
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この鳥のような人のような、人と表していいのか迷うような存在です。

教科書にも出てきましたね、
「司馬遷」が書いた『史記』にも登場します。

なんでも若いときに隠者と知り合い、
10年した後に医術の秘法書と秘薬を授かり、
秘薬を飲んだ後に塀の向こう側の人が透視できるようになり、
病人を診ると一目で内臓の病変がわかるようになったのだとか。

まあ、いわゆる伝説です。

『史記』によると、
紀元前五世紀の前後数百年を生き続けた人になっていますが、
何代にもわたり中国の大地を遍歴し、
医療活動を行った医師団のことではないかと考えられています。
それらの業績を
理想的医師像として現したものが「扁鵲」だと。

その中で
そんな伝説の名医、扁鵲でも治せないものとして六つあげています。

①驕り高ぶって道理をわきまえない人
②身体を粗末にして財産を重んじる人
③衣食の節度の保てない人
④陰陽ともに病み、内臓の気が乱れきった人
⑤痩せ衰えて薬が服用できない人
⑥巫を信じて医を信じない人

注目すべきは
やはり名医であっても、患者さんの病だけをひたすら診て、どんな病でも治してしまうわけではなく、
治せない患者さんの心構えに言及しているところですね。

当たり前のことですが、どんな人、どんな状態でも治せるわけではありません。

『史記』の中でも
扁鵲が斉の国に行ったとき、王様を一見して病気があることをさとり、治療の必要があることを訴えたところ、
診療費欲しさに嘘を言っていると思われてしまう場面があります。
王は治療を拒み、逆に腹を立てたりするわけですが、
のちに王の病気が表に露見したときは時、既に遅く、死んでしまうことになります。

扁鵲のプレゼンテーション能力不足の可能性も考えられないこともないですが、王様ですから大きな心で接するべきでしょうね。

僕はまだまだ名医ではないですから、
患者さんの心構えや④や⑤のように死に行く病だけでなく、
自分自身が原因のことにも気をつけなければならないと思っています。

いろいろと自分を高めていくしかありません。




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by shinkyu--kaminari | 2014-08-30 19:00 | 東洋医学 | Comments(0)

身を衛る「気」

以前書いた「気」の種類から今日は「衛気」について。

汗をうまくかくの回でも触れましたが、生体には全身をおおっているバリヤーみたいなものがあります。外からの邪気の侵入を防衛しているわけです。

これが「衛気」です。

もととなるのは飲食から作られた「水穀の精微」です。
また、肌肉、皮毛を温めることと、
汗が出る孔を閉じたり開いたりして、汗を排泄し、
体温の恒常性を維持することもしています。

子どもへの治療では、
特にこの「衛気」にアプローチすることが多いです。

子どもは敏感です。
くすぐろうとすると、くすぐる前から笑ってたりしませんか?
あれは実際に感じているんですよね。
体表から数センチ離れたところで感じるわけです。
ですから、
刺さないで翳したりしているときはこの「衛気」にアプローチしています。

また、活動しているときは外を巡っていますが、
寝ているときは内を巡るので、バリヤーの機能は低下します。
そのため、寝るときは布団をかぶるようにするわけです。
暑いときでも薄いものを一枚掛けた方がいいです。

突然涼しくなりましたからね。
寝るときは窓の開閉や、着るものなど気をつけてください。


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by shinkyu--kaminari | 2014-08-28 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)