カテゴリ:鍼の修行( 85 )

同一律

鍼というと技術的なことを想起する方もおられると思いますが、もちろんそれはあるのですが、東洋医学という医学なわけですから、勉学もかなり必要なわけです。

そしてそれをしっかりと現場で使えないといけない。

できて当たり前なわけですが、できない人はまず定義をしっかり抑えられていないことがあります。

「〇〇とは△△である」という定義です。

気虚とはどういう状態か、血虚とはどういう状態か、風寒邪にかかるとどうなるのかなど。

これを論理学では「同一律」と言います。

東洋医学というのは実はかなり論理的です。

現象を東洋医学的な論理で説明します。
それは西洋医学より論理的だと思います。

そのため勉強ができない人には難しい。

まずは「同一律」を確かなものにしないといけません。


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by shinkyu--kaminari | 2018-05-21 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

魚の目の治療

「魚の目」

足の裏にできる角質層の異常で、鶏眼(けいがん)とも言います。

その名の通り、単なる固くなったものではなく、中心部に眼のような芯があります。
これが歩くときなど地面に当たると痛いのです。

結構足の第二趾の裏にできることが多く、胃の問題で出ることが多いのですが、歩き方、使い方でなることも多いように思っています。

まぁその部位における気血のめぐりが悪くなっているわけです。

ですからそれを改善していくことでよくなっていくのですが、足趾が変形などして変え難い場合もあります。

その場合どうするか?

お灸します。

魚の目の局所に。

根気良く何壮も据えます。

局所治療を頑なにやらないと思われているかもしれませんが、やる必要があるときは迷いなくやります。

痛いところと違うところに鍼したり灸したりするのは、その方が身体がよくなり治るからです。

ポリシーのためではありません。

局所をやるときは、その方がいいからです。

魚の目にお灸。

昔からやられていることです。

それしかなかったとも言えるけど、続いているということは効果があったということ。

痛みをかばって歩き方がおかしいと悪循環にもなりますからね。

熱いと怖がっている方、大丈夫です。
ひどい魚の目は熱さ感じませんから。

それにお灸は根性焼きではありません。

通常やるお灸は気持ちいいですよ。



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by shinkyu--kaminari | 2018-05-09 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

地に「手」がつく?

治療をする上で「体表観察」というものを非常に重視しています。

体表を五感で観察して、どこに異常があるか、というのを判断するわけです。

視覚も使い、聴覚も使い、嗅覚も使い、味覚は、、、使わないかな。

中でも手の触覚を通して知る情報は膨大になるので、手の感覚というのは最も大事だと思います。

ということは「いい手」でなくてはいけません。

「いい手」とは柔らかく、あたたかく、安心感があって、包み込むような手。

関節が固かったり、筋肉が縮こまっていたり、汗ばんでいるような手はよくありません。

正しい反応が見れなくなるからです。

肩に余計な緊張があっても、センサーは発揮しにくくなるので、手自体に緊張があるのはもちろんよくないわけです。

でも手って意外と気づきにくいと思います。
結構頻繁に使っているところですからね。
伸ばしたりして、そんなに制限がなければ問題ないと思ってしまいます。

僕も柔らかい方ですが、気になっていたこともありました。

学生時代にバスケやアメフトで突き指をしていて、そこに違和感を抱えながら、鍼一本でやっていくまで、結構強めのマッサージをしていたことによって、指によくない負担をかけていたこと。

マッサージを通して得たものはあり、後悔はしていないのですが、何か手を邪魔している違和感を持っていたのです。

最近あることがきっかけで、もっと本来は柔らかい状態であるべきことに気づくことができました。そして手がよりペタッとつく感じが得られました。
足ならば「地に足がつく」と言えるのですが、「手」はどう表現しましょうか。。。

まぁ兎にも角にもまだまだよくなりそうです。


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by shinkyu--kaminari | 2018-04-21 19:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

役員講師研修会 2018

今日は大阪で行われた役員講師研修会に参加してきました。

年に一度講師、会のために貢献してくれているスタッフが集まっての研修会です。

今回は「打鍼の指導法の指導」ということで、腹診、打鍼を講師候補にやってもらって、それを指導しているのを指導してもらうという形式。

僕は「それを指導している」人です。

指導には感覚的なことも多くを占めます。
「衛気を停滞させている」
「その部分しか見ていない」
「肩肘をやわらかく」
「見ている範囲が狭い」など

ではそうならないようにするためには何を意識すればよいか。
どういう声かけをすればよいか。

そのへんが指導してくれる先生は引き出し豊富で的確ですね。

講師候補の先生は確実にレベルアップしていました。

いろいろ指摘されるとより緊張してかたくなりますからね。指摘するところ、よくなったらそれも指摘してあげる。

大事なところだと思います。

もっとよくしようと思ってもいきなりは無理ですからね。
一歩ずつ着実に。

帰りの新幹線は途中の駅の記憶がなく、起きたら東京駅でした(笑)


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by shinkyu--kaminari | 2018-03-25 23:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

横の連携で治す

先生同士で患者さんを紹介するというのはよくあります。

「〇〇あたりで友達が探しているんですけど、いいとこありませんか?」

などと聞かれることは多いです。

たまに転勤などで一時的にある期間代わりに診るなんてこともあります。

今日診たのは、普段通っているのはそれほど遠くないんだけど、
「緊急時はここに行きな」と当院をすすめられてきたギックリ腰の方。

住んでいるのは台東区浅草近辺です。

紹介してくれたのは、以前の職場からお世話になっていて、しかも同じ会で学んでいる先生。

カルテを写真に撮って送っていただき、普段どういう状態の方かを事前に電話で聞きました。

こういうとき、共通のことばで話せるというのは便利ですね。

不思議に思われるかもしれませんが、同じ鍼灸東洋医学を行なっていても、解釈や理解が違うことがあるのです。わかりやすく言うと、派閥とでも言うんでしょうかね。
所属している会によって違ったりするのです。

それがないですからね。実際に来院したときに今回の経緯を問診してすぐ治療に入ることができます。

そしてスムーズに治す!

まさに代打ですけどね。
でもスムーズにいけたのは、日頃の先生との信頼関係があったからでしょうね。

こうして普段他の先生が診ている方を診て、普段どこに鍼をしているかとか知るのも貴重な経験です。

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by shinkyu--kaminari | 2018-03-19 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

昨日の勉強会の後一泊して今日午前中は奈良にある師匠の治療院にて治療見学をしてきました。

治療も受けました。

鍼をしてもらって寝ながら、「ここ」が動きづらいんだなぁと感じました。

少し深いところにあって普段気づかないけど確実にある。

こういうものに気づけないと知らぬ間に病気になっていたなんてことになるのでしょう。

自分の身体に対して、人より把握できていると思っていますが、完全なわけがありません。

かといって大切なのは数値ではないと思っています。ひとつの指標ではありますが、病ではないのに病にされたり、病なのに見逃されたりしますからね。

内部感覚を高める。

僕にとっての健康を保つ秘訣です。


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by shinkyu--kaminari | 2018-03-12 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

久しぶりに大阪に

久しぶりに大阪にやってきました!

昨年の6月以来でしょうか。

もちろん鍼の勉強会です。

今日は午前中が実技で、午後は学術部長である奥村裕一先生による公開臨床。

僕は脈をより深く理解することを最近の課題にしていますが、実技において理解が進んだことを確認できたとともに、まだまだ至らない点、必要な視点を得ることができました。

公開臨床は問診から治療までの一連を行なっている様子を見て学ぶというもの。

大勢の前でやるわけですから、それが日常でのリアルな臨床かと言われれば違うかもしれませんが、その中で言葉を選びながら的確に確信をとらえていく過程は流石だなと思いました。

明日は奈良で師匠の治療を見学してきます。

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by shinkyu--kaminari | 2018-03-11 22:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

ふと思いました。

もう終わってるんだなぁ。

3月に入って1週目の土日を迎えますが、この日曜は例年通りだと「柔道整復師」の国家試験の日。

「はり師」「灸師」「あん摩マッサージ指圧師」の国家試験は2月の最終の土日に行われることになっています。調べてはないけど、たぶん行われたはずです。

ちなみに「鍼灸師」という呼び名は正式名称ではありません。別々の資格ですからね。

でも150問ある問題のうち、10問だけが違うので、160問解答することで両方の試験を受けたということになり、その10問のうち何点以上クリアしなければならないというものがあるので、学年に1人か2人片方しか受からないという残念な人も出てきます。

まぁ大概は受かります。
運転免許みたいなものです。

どんなに技術があっても法律上運転免許がないと車を運転してはいけませんよね。そして、免許があるからといって上手いわけでもありません。鍼灸師も同じです。

国家資格は技術を保証するものではありません。鍼をしていい、灸をしていいという許可をもらってるだけです。

やっとスタートラインに立ったということになります。

でもスタートラインに立つにはどれだけ準備してきたかが問われます。

どんどん増え続ける資格者。
それぞれ頑張ってほしいと思います。

それが世の中の鍼灸に対する認知に繋がりますからね。良くも悪くも。




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by shinkyu--kaminari | 2018-03-02 23:15 | 鍼の修行 | Comments(0)

石の上にも、、、

東洋医学、鍼の道を追求するするというのは終わりのないことです。

だからといって長く漫然と過ごしても何にもなりません。

「石の上にも三年」

頑張り続ければいつかは報われる、という意味では好きなことわざですが、ただ座ってりゃいいっていうものではありません。
座り続けるのも大変だと思うかもしれませんが、そこから得られたものは忍耐強さ以外に温めたことでしょうか。

頑張り続けるにも、ある程度の目的意識が必要だと思います。
ある程度というのは、やり続けることで出てくる目的意識もあるからです。

「衛気」がわからない

どうしたらわかるようになるか教えてください、と僕に言ってきた人がいました。

「衛気」とは体表を含めて体表近くを流れている気です。

先達が、こういうことをしたらいい、と言われていることがあるのですが、それをとことんやっていないからそういうことが言えるのだと思います。

とことんやってみる。
衛気を感じることを念頭に、あるものだと思って。
思い過ぎてもよくないですがね。

毎日続けていけばわかってきます。

それでもわからなければ、もっと続けてみる。

「石の上にも三年いながら衛気を意識する」

わかりますよ。


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by shinkyu--kaminari | 2018-03-01 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

なんでも治せる??

3歳の女の子

赤ちゃんの頃から診ている子

いや、お腹の中にいる頃からですね。

今回は前日夜急に嘔吐下痢。

でも下痢は数日前小児科で浣腸後から。

夜間診療の小児科ではそこで胃腸風邪をもらったのではないかとのこと。

でもそこから普通に元気ですからね。

嘔吐した日は前日と違ってとても寒い日でした。

寒いところで遊んでたことに加えて、お菓子をその日は多く食べていました。

うちに来たときはいつも雄弁に喋るその子が、口数なく元気ない感じです。

診ると、風寒の邪気が胃に及ぼした影響は抜けているのですが、肝胆のアンバランスが顕著でした。

吐いた日の日中は緊張感を持って頑張っていて、それが影響している感じでした。

治療後すぐに雄弁に(^ ^)

家に帰ってから
「なんでも治してくれるんだねー」
と言っていたそうです。

うれしいことですね。
鍼にそういうイメージを子どもが持ってくれるのは。

もちろんなんでも治せるわけではありません。

でも多くのものを治せる可能性が鍼にはあります。

「なんでも」に少しでも近づけるよう精進していきたいと思います。


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by shinkyu--kaminari | 2018-02-28 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)