急患!〜其の弐〜

昨日の続きいきます。

転んで肩か腕をついた結果、骨が折れていることがわかりました。
酔っ払っているため、どちらかはわかりません。

そこで患者さんとしては、これからどうなっていくか、どうすればいいのかということが知りたいことだと思います。またちゃんと治るのか。

そして知るだけでなく、安心したいものだと思います。

我々専門家にはよくありがちですが、知っていることを前提で話してしまうことがあります。このブログもそんなところがあるかもしれません。

お医者さんに骨折と言われたその方、の奥さんがこっちにきました。

「三角巾だけで、湿布もくれないし、肩がもうパンパンに腫れてるんだけど、大丈夫ですかね?」

骨折したら、大掛かりな処置というのがイメージとしてあるのでしょうね。
そして必ず湿布はつきものという。

治すという目的は同じでも、過程において歩み方が違うことがあります。
ですから、その先生の処置が悪いとは言いません。
しかし、その患者さんは不安に思ったわけですね。

なぜか?

お医者さんにはこう言われたようです。

「それで大丈夫だから。特にやることはないから。3日ぐらいたてば腕を振ったりリハビリできるから。」

まあ又聞きなので正確にそう言ったかはわかりませんが、そう言われたと思っていることが重要ですね。

なぜそれで大丈夫か、なぜやることがないのか、リハビリはどこでやるのか。
説明がなされず、不安を抱えたまま帰ってきたようですね。
細かく説明させていただきました。

お医者さんにとっては日常のありきたりの骨折かもしれませんが、その方にとってはそれにより生活が変わる一大事です。

治すためですが、そのためには安心してもらうことというのはとても重要なことだと改めて実感しました。


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# by shinkyu--kaminari | 2014-12-16 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

急患!

先週の金曜日のことです。

「がらがら」
と扉が開いて、うちは引き戸ですからね、

「先生〜!」

身体を診ている最中の患者さんに待ってもらい話を聞いてみると、80近いご主人が自宅で転んで肩が痛いと言っているとのこと。

救急車を呼ぼうかどうしようかというので、すぐ近くの自宅に行って判断をすることにしました。

本来この役目は「柔道整復師」が行うことです。
まあ接骨院の先生です。

しかしですね、実を言うと近くに信頼できる柔道整復師の先生を知らないのです。
居ないわけではないと思います。
わからないというのが現実です。
せまい業界ですが、閉鎖的でもあるかもしれません。

「整骨院」という名称もありますね。
一般の人にとっては何が違うのかわかりづらいと思います。
そのことはまた次の機会に書きます。

僕は鍼灸師であり専門ではなく、医師しか診断はできませんので、一応アドバイスをしに行きました。

触って調べると、骨折の疑いおおいにありです。
酔っ払ってもいるので、救急車で病院に行ってもらいました。

僕としてはこういうように、昔の町医者のような感覚で接してくれるようになりたいと思っています。
身体を痛めた、体調が悪い、といったときにとりあえずあの人に診てもらったら安心という「かかりつ鍼医」。

翌日やはり折れていたとの報告を受けました。

そのことは患者さんにとってみれば一大事ですよね。
折れているかいないか。
でもそれ以上に大事なことがあることを今回再確認しました。

それは次回に。


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# by shinkyu--kaminari | 2014-12-15 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

夢から出たまこと?

夢というものも問診事項にあります。

どれくらいの頻度でみるのか、どういう夢をみるのか。
夢や睡眠によって、主に「心の臓」「肝の臓」の状態を診るのですが、今日はそれは置いておいて。

昨日夢をみたのです。
その夢の中に鍼を学ぶにあたって一番お世話になっている先生が出てこられました。
普段鍼の師匠というと、違う先生のことを言っているのですが、一番手ほどきを受けているのは、この夢に出てきた先生です。

その中で、今まで言われたことのないことを言われました。
しかもかなり納得させられることを。

そのことばは僕の潜在意識から出てきたのでしょうか?
僕の夢の中に入り込んできたのでしょうか?
何か違う作用が働いたのでしょうか?

不思議ですよね〜
古代鍼という刺さない鍼のことに対して。
まあ何はともあれいいアドバイスをもらいました。
夢の中でも感謝です。


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# by shinkyu--kaminari | 2014-12-13 19:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

正しい飲食とは?

当たり前のことですが、人は飲み食いしないでは生きていけません。

しかし、飲み食いしない人はいないけれど、よく知っているものは滅多にいない。
ということが中国「四書」のひとつ『中庸』に書いてあります。

これは昔も今も変わらないでしょうね。

昔に比べたら情報の量は膨大ですが、では正しいことをできているかと言ったら、そんなことはないし、その膨大な情報が正しいとも言えません。

困りますね。
では何を信じればいいのか?
ここで書いていることも正しい情報ではないかもしれません(笑)

身体は温めた方がいいから、生姜をよく食べた方がいいし、風邪の予防にもなるという情報や、発酵食品は身体にいいし、免疫力もアップするからよく食べた方がいいという情報。
また、風邪を引いたら、栄養をしっかりとって体力をつけるという情報。

これらは正しい部分もあれば、間違っている部分もあります。
なぜそう言えるのか。

万能薬というものは存在しません。
みんなに対してこれがいいというものもありません。

みんな違うのです。
みんな温めればいいわけではありません。
温めすぎということもあるのです。

食べ物それぞれには性質というものがあります。
陽性の食べ物、陰性の食べ物、中性の食べ物。
発散する方向に向かうもの、収斂する方向に向かうもの。

豆腐は冷やすから、薬味にネギや生姜といった温めるものをつけます。
暖かいところで採れる食べ物は、身体を冷やす方向に持っていくものが多いですね。
では、その人たちには、それは冷やす食べ物だからよくないかというと、そんなことないですよね。
そこでは冷やす食べ物が必要なのです。
暑いところですから。

また、お酒は陽性なものですから、なるべく脂っこい陽性のものと一緒に飲み食いしない方がいいですね。
わかってはいるけど、やめられない人が多いでしょうが。

要はバランスです。陰陽のバランス。
身体の陰陽状態。
食べ物の陰陽状態。
そのときの季節。
それを考えて飲食をする。

結局わかってはいても実践するかどうかですけどね。
できることからやっていきましょう。



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# by shinkyu--kaminari | 2014-12-12 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

におい

問診事項の中にちらほら出てきます。
におい。
便がくさいかどうか。
尿のにおい。

体臭もそうですね。
これは聞きませんが。

東洋医学ではにおいは「聞診」というカテゴリーに入ります。
「四診」の大事な診察法の一つです。
音を聞くということももちろん「聞診」の範疇です。

においを細かく研究すれば、かなりわかることもあるでしょうね。
以前テレビ番組「世界一受けたい授業」でもやっておりました。
このときは主に体臭でしたが。

問診事項のにおいによって何を判断しているかというと、主に寒熱です。
熱に偏っているか、冷えに偏っているか。

自然界と同じように、熱に偏っていれば、においがキツくなります。
腐らないようにするためには冷蔵庫に入れたり、または冷凍しますよね。
冷凍すると、そのもののにおいはあまりしなくなります。

ですから便が臭い。
家族から臭いと言われる人は熱に偏っていると言えます。
では、そうでない人は冷えているのかというと、そういうわけではありません。

熱を籠らせていて、排出できていない可能性もあるわけです。
ですから人によっては、この状態なら臭い便が出ていた方がいいなということがあります。
下痢もにおいによって寒性の下痢か、熱性の下痢かという判断がある程度できます。

また、これは急に嘔吐したときや、下痢をしたときにも、大事な判断材料になります。
そしてそこには、もちろん平素の状態が関わります。
ですから、それだけで判断することはありません。
身体も診て判断していくことになります。

しかし、「におい」がとても重要事項であることに変わりません。


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# by shinkyu--kaminari | 2014-12-11 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)