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その筋トレは何のため?

僕はあまり筋トレを推奨しませんが、全てを否定しているわけではありません。

必要な人には必要。

でも、痛みがあることを、筋力が弱っているから、と理由づけて筋トレをさせることには不要だと思っています。

また、少しからだを絞りたいからと筋トレをする人もいますね。
また、身体が硬くて、運動習慣がないから、少しでも動かして柔軟性を出したいという人もいます。

自ら外で走るという行為をしたり、家で筋トレやストレッチを続けるのはできなそうだけど、ジムに行ってトレーナーに見てもらうという状況を作れば、続けて成果が出るだろうという思いで。

これは良し悪しですね。

単にサボり癖があるような人は、それで事足りるのですが、運動が苦手な人がやると、マイナスになる場合もあります。

トレーナーって基本Sですからね。

少し追い込みたいんです。

やった感を出したい。

動きがスムーズになって、可動域が上がることで、代謝を良くすればいいのに、がんばらせてしまう。

週一回のトレーニングで、毎回筋肉痛になって、回復に3日間費やし、また筋トレでダメージを作る。

これ、良くなりません。

実際にこういう方がいます。

筋トレで縮こまった身体を鍼でのびやかにする、ということを繰り返す。

健康のためなら、身体は楽に動かすだけでいいんです。

動かすことだけで強張る人は、それを改善するように見てもらえばいいわけです。

今一度何のために筋トレをするのか考えてみましょう。

やるべきことは筋トレではないかもしれません。



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# by shinkyu--kaminari | 2023-09-08 21:30 | トレーナー | Comments(0)

矛盾??

切迫早産で出産まで極力動かないように、寝たきりで過ごしてから腰が痛くなった。

十分起こり得ることですが、本当にそれだけなのか、そこはしっかり判断する必要がありますよね。

出産して動くようになったけど、痛みは変わらない。

逆に抱っこしたりすることで、痛みは強くなっている。

でも抱っこしているときは痛いけど、下ろして抱っこから解放されるともっと痛い。

ややこしく感じますね。

抱っこの負担で痛くなっているのなら、解放されたら楽になるのがふつうかもしれません。

ということは、単なる物理的負荷が問題ではないということですね。

立ちっぱなしという物理的負荷に思えることが一番辛いんですけどね。

ストレッチをしてもあまり楽にならないけど、捻る動きでは少し緩和されます。

矛盾があるように思えても、いろいろ鑑みると矛盾はしていない要素があるのです。

右の脇腹に打鍼で景気よく「カーン」と一撃。

楽に立て、常にある痛みを伴う肩こりも楽に。

まぁ人それぞれいろいろありますので、いろいろな側面からその人を診ることが大事ですね。

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# by shinkyu--kaminari | 2023-09-07 23:30 | 初診 | Comments(0)

気づくこと

以前にも話しましたが、今毎週手話を勉強しています。

聾者に手話で問診することができたら、と思ったことがきっかけになりますが、学んでいくといろいろなことに気付かされます。

自分たちは無意識に耳で聞いている会話の流れ、文法などを含んだ文を、文字で把握するというのは、どれだけの努力がいることなのか。

耳で聞こえてきたことを無意識で真似するだけでは獲得できないものが確実にあるわけです。

伝えるということ、伝えられるということ、蔑ろにはできない時間がそこにはあります。

聾者にとっての伝える、伝わる、伝わらない、伝えられない、というのは、我々とは全く持つ意味が違います。

わかってもらえないなら別にいいや。

という想いは、伝わることが当たり前だから持ち得る感情でもあるでしょう。

いろんな立場があることを理解することが、視野を広げることに繋がりますね。

手話をやって良かったと思います。


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# by shinkyu--kaminari | 2023-09-06 23:30 | 徒然に | Comments(0)

登る

子どもの頃木に登ったり、高いところに登ったり、父親のからだを登ったり、そんな経験ありますか?

僕は結構登るの好きでした。

でも自然の中で育ったわけではないので、塀に登ったり、公園のブランコの上のバーに登ったり、公園のトイレの上に登ったり。

僕の子たちも登るのは好きで、長男は歩くより登る方が先でした。

「登る」って本能の行為に近いと思うんですよね。

大昔であれば、獣に襲われたときに逃げるのは高いところでしょうし、何かを実をとるために登ることをするでしょう。襲われてなくても、安全を確保するために高いところに寝所を作ることもあったはずです。

何が言いたいかというと、登ることを通して、本来使うべき身体の使い方を身につけられるのではないかと思うのです。

まず何よりも、自分の体重をコントロールする必要がありますからね。

やせてようが、太っていようが、本来はこれができないと生きていけないわけです。

それを通して、自然とどのように身体を使ったら良いのか、言われないでも理解していくわけです。

足の指、股関節の使い方。腕力だけでは登れないから、より肩まわりや体幹を使うようになります。

僕を登ってもらうことを当院に来た子どもにしてもらうことがありますが、足に力がしっかり入らない子は多いです。

まぁ僕が子どもの頃に公園で登ったところは、登っちゃいけないところでしょうが、身体的には必要なことです。

親を登るのはできるので、ぜひお子さんがいる方はやらせてみてください。

小学生高学年でもうちの子は登ってましたね。

もちろん登らせる能力も大事ですが。


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# by shinkyu--kaminari | 2023-09-05 23:30 | 身体感覚 | Comments(0)

新学期になると、、、

新学期がはじまってますね。

この近くでは先週9月1日からのところが多いのですが、1週間前の8月25日からというところもあります。

新学期になるとよくあるのが、急に体調を崩す子。

お腹が痛くなる子、頭が痛くなる子など。

これ学校が嫌いなわけじゃなくてもなります。

今まで40日間くらい休みだったわけですからね。

いきなり明日からということになって、からだが適応してくれないなんてことはあるのです。

自覚はないけど、からだとしては急に緊張感が増したり。

自分の思いと自分のからだが短絡的には一致しません。

楽しみだけど、ドキドキする、なんていうこともあったりしますよね。

興奮して寝つきにくかったり。

これって昂っているわけで、からだとしては緊張状態ですよね。

そんな感じでそういう子の来院が最近出てきてます。

仮病じゃないし、気のせいでもないですからね。

まぁ「気」が悪さをしているという意味での「気のせい」ですね。


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# by shinkyu--kaminari | 2023-09-04 21:30 | いわゆる… | Comments(0)