舌を診る意味

治療をする上で様々な診断法を駆使していますが、その中で視覚を使った診断がいくつかあり、一般の人でもわかりやすいものとして、「舌診」があります。

毎回診ますが、そのたびに、今日はこうですね、とか言わないので何をしているのかわからない患者さんも多いと思います。

僕「疲れてて消耗している感じですよ。舌も色あせてますし。」

患者A「舌ってそういうことを診ているんですか?」

別の患者さんでは

僕「だいぶよくなりましたね。赤みの深い感じが落ち着いて、先の方でボツボツしてたものもなくなってきました。イライラしにくくなってますね。」

患者B「イライラあまりしないですね。舌の厚みが減ったように思うんですよ。」

鍼してすぐにも変わります。

僕「(子どもの舌を診ながら親に)暗い赤だよねー。(鍼をして、舌を出してもらい)うん、明るくなったね。」

患者の親「おー、ホントだ、不思議。」


舌だけで判断したりしませんが、舌だけでもかなり有用なことがわかります。
でも、「舌を自分で見たりしますか?」と聞くとほとんどの人が見ていません。

舌はバロメーターになりますからね。
日頃見て変化を知るのも自分の身体を理解するのに必要だと思います。


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# by shinkyu--kaminari | 2018-04-25 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

新学期が始まって少したち、新たな環境での生活に慣れてきた人もいれば、戸惑っている人もいるでしょう。

なんにせよ楽観的に考えて進んでいってほしいと思います。

うちの次男も6年生となり、最高学年としての1年間を過ごし始めました。

ちょっと想定外のことも起きながら。。。

全国クラスの吹奏楽部に入っている次男。
ソロパートも吹いたりしますが、まわりと比べると、1、2を争う引っ込み思案タイプです。極力目立たないように過ごそうとします。
発言も控えめ。そして真面目。

長男とはまるっきり正反対なのですが、将来的に次男の方を不安に感じていました。自分からアクションを起こさなきゃならないことはたくさんありますからね。

自分が成長するには、やはりある一定の負荷が必要だと思います。

そんな中、こともあろうか吹奏楽部の部長に選ばれました。部内の人選は全て顧問の先生によって決められるので、望んでなれるものではありません。

望んでもなれるかどうかわからないものに、選ばれたことはとてもありがたいことだと思いました。

部長となると、否が応でも皆の前で喋らなければなりません。児童の前はもちろん、先生の前、保護者の前でも、挨拶、感謝の言葉、報告、部員の問題に対する謝りの言葉。

6年生でこの経験ができることは貴重ですね。

今この状況にならなければ、この先二度とないかもしれないわけです。

1年間で一回りもふた回りも成長するでしょうね。

人を成長させるにはこういうように外から環境を与えることが手っ取り早い。

そして、この先自ら困難に向かっていけるようになれればと思います。

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# by shinkyu--kaminari | 2018-04-24 22:30 | 徒然に | Comments(0)

救急に鍼

土曜日は診療後、フットサルをしに行ってきました。

2時間たっぷり汗を流す予定だったのですが、途中でアクシデント!
チームメイトが相手の強烈なシュートを左顔面に受けました。

ちょっと様子がおかしかったので、確認すると、頭はクラクラしたりしないが、左目がハッキリ見えないとのこと。

光だけ感じている状態です。

もちろんフィールドからは出たのですが、まわりの人たちは、とりあえず氷を持ってこようとしている様子。

こんなときは、やっぱり鍼です。
いついかなるときも鍼は携帯しています。

原因は明らかに目に思いっきりシュートを受けたことによるものですからね。
左顔面部に急激な気の停滞が起こっているわけです。

このような急性期だって鍼はすこぶる効果があります。

診るとやはり左上の停滞が強い。
表で一番左右差の大きい合谷に鍼をしました。

すると少し回復。
僕の着ているユニフォームのピンクと紺色の縞々がわかるように。
でも井穴という急性期に反応が出る場所が、合谷のある手の陽明経という経絡上にまだ強かったので、そこから刺絡。

するとさらに回復。
顔面部の熱が引いてきました。
今度は距離的に少し遠い自分の足が見えるように。

でも頭部にまだ左上の停滞が残っていたので、百会左上に鍼。

だいぶ回復。
さらに離れたゴミ箱が見えるようになりました。

しばらく置鍼して良好になったので抜鍼。

急性期のその場ですぐ鍼をできる機会というのは、治療院にいる中ではなかなかないですからね。

急性期の治療経験自体はいろいろありますが、ボールが顔に当たってというのははじめての経験。でも要は身体の反応に応じてやればいいだけです。

「身体をいい状態にする」

そうすれば自ずと症状は変化し、いい方向に行きます。

急性期の対処として大事なことは、まず第一に必ず鍼は常に持っておくこと!

じゃないと治療ができませんよ。
生命に関わる場合に、病院に搬送することはもちろんなんですが、準備は常にしておかないとですね。

そうしないと貴重な経験のチャンスを逃します。


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# by shinkyu--kaminari | 2018-04-23 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

地に「手」がつく?

治療をする上で「体表観察」というものを非常に重視しています。

体表を五感で観察して、どこに異常があるか、というのを判断するわけです。

視覚も使い、聴覚も使い、嗅覚も使い、味覚は、、、使わないかな。

中でも手の触覚を通して知る情報は膨大になるので、手の感覚というのは最も大事だと思います。

ということは「いい手」でなくてはいけません。

「いい手」とは柔らかく、あたたかく、安心感があって、包み込むような手。

関節が固かったり、筋肉が縮こまっていたり、汗ばんでいるような手はよくありません。

正しい反応が見れなくなるからです。

肩に余計な緊張があっても、センサーは発揮しにくくなるので、手自体に緊張があるのはもちろんよくないわけです。

でも手って意外と気づきにくいと思います。
結構頻繁に使っているところですからね。
伸ばしたりして、そんなに制限がなければ問題ないと思ってしまいます。

僕も柔らかい方ですが、気になっていたこともありました。

学生時代にバスケやアメフトで突き指をしていて、そこに違和感を抱えながら、鍼一本でやっていくまで、結構強めのマッサージをしていたことによって、指によくない負担をかけていたこと。

マッサージを通して得たものはあり、後悔はしていないのですが、何か手を邪魔している違和感を持っていたのです。

最近あることがきっかけで、もっと本来は柔らかい状態であるべきことに気づくことができました。そして手がよりペタッとつく感じが得られました。
足ならば「地に足がつく」と言えるのですが、「手」はどう表現しましょうか。。。

まぁ兎にも角にもまだまだよくなりそうです。


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# by shinkyu--kaminari | 2018-04-21 19:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

上を知る

昨日長男がサッカーの「第三地域トレセンセレクション」なるものを受けてきました。

サッカーには「トレセン制度」というものがあり、地域、都道府県、地方、国という段階にわけて、能力の高い子を集めて一緒に質の高い練習をさせたり、選抜チームを編成したりします。

それの地域トレセンのセレクション。
いくつかの区のチームの選ばれた子が参加します。
第三地域は足立、荒川、墨田、台東、江戸川、葛飾だったかな?

何のためにこのことを書いているかというと、別に子どもの自慢をしたいわけではなく、そういう子たちの中に入ると、実力的には劣っていると思うのです。

でも、レベルの高い子たちとやることで、今の自分に足りないこと、必要なことというのが浮き彫りになります。
ふだんやっていたことをもっとスピードをつけてやる必要があることに気づいたり、手を抜いている意識がなかったものが、実は抜いていたことに気づく。

もちろんもっとレベルが上がれば、さらにやるべきことは増えるわけです。

それを知ることで日頃の取り組みというのは違ってきます。

今僕も年に2回師匠の治療を見学しに行きますが、自分との違いを確認する作業でもあるわけです。

「上を知る」というのはどんなことでも大事だと思います。

子どもがプロを観るのも大事ですが、ただすごいで終わっちゃうことも多いですからね。身近な「上」を体験することの方がいい刺激になるでしょう。

まぁそれによってどうするかは全ては本人次第ですね。


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# by shinkyu--kaminari | 2018-04-20 20:30 | 徒然に | Comments(0)