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幸せいっぱい胸いっぱい

昨日に引き続き「気」でいこうと思います。
今日は「宗気」について。

昨日の「元気」においてもそうですが、「気」が生成されるもとは3つしかありません。
「後天の精気(水穀の精微)」「先天の精気」「自然界の清気」です。
当たり前と言えば当たり前です。
身体を作っているのは、もとからもっているものと、後から得られるもの。
その後から得られるものは、飲食することによって得られるものと、呼吸によって得られるものだけですよね。

その中で「自然界の清気」が大きく関わるのは、この「宗気」だけです。
入った飲食物が「脾」と「胃」によって消化吸収され、水穀の精微となったものを「脾」の上に上げる力(昇清)によって「肺」に上げ、そこで「肺」が吸入した「自然界の清気」と合わさって生成された「気」のことを「宗気」と言います。

そこから全身に行き渡るので、先では様々な名称の「気」になるわけです。

胸中にある「気」ですから、「肺」や「心」と密接に関わります。
呼吸運動によって得られる「気」ですから、呼吸との関わりはもちろん、発声とも関わります。声が大きい人は元気ですよね。

また、「心」は血脈を主る。このことはそのうち詳しく述べますが、「心」は「血」を全身に送り出す役割をしているので、その力となる「心」の気の源は胸中にある「宗気」ですから、気血の運行は「宗気」と関連が深いわけです。

言うなれば呼吸が全身に影響を及ぼすということですね。
前にも言いましたが、とても大事です、呼吸。

僕はよく呼吸で遊びます。
楽しいですよ(^_^)v


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# by shinkyu--kaminari | 2014-08-20 21:30 | 東洋医学 | Comments(0)

元気ですかー!

人体が生きて活動するためには4つの要素、「気」「血」「津液」「精」が必要だと以前書きました。

その中の「気」について説明します。
以前も「気」については触れましたが、今回は「気」の種類について。

おおまかにいうと4つに分けられます。
「元気」「宗気」「営気」「衛気」の4つです。

他にも臓腑の気、経絡の気とありますが、それぞれの臓腑に属するものなのでここでは割愛します。

その中から「元気」について

「元気」は原気や真気とも言われ、生命活動の基本となる気です。
臍の下あたりにある「腎」から全身にくまなくいきわたります。
先天の精が変化したもので、生まれてからは後天の精によって補充されます。

「精」が出てきたので少し説明しますと、先天の精とは親から子に受け継がれるもので、「腎」に貯蔵されています。
ですから、先天の精が少ないと、発育不良となったり、「腎」の閉じ込めておく力が弱いため、おねしょをしたりすることにもなります。
また、後天の精とは後から作り出すもの、つまり飲食物の栄養分である水穀の精微が変化したもので「腎」に補充されていきます。
ですから、先天の精が仮に少なかったとしても、後から補えるものですし、親からもらった身体をよくも悪くもできるわけです。

「元気」という言葉はよく使われていますが、今日常で使われている「元気」はもともと「減気」と書き、病気の勢いが衰えて快方に向かうことをあらわしていたようです。
そこから「験気」と書き、治療などの効果があらわれて気分がよくなることの意味となり、活動の源となる力や活力のある様子を意味するようになって「元気」という漢字になったようです。
ですから、そこには中国から伝わっていたもとの「元気」が影響を与えているわけですね。

「元気があれば 何でもできる」

いい言葉だと思います。


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# by shinkyu--kaminari | 2014-08-19 23:34 | Comments(0)

舌も口ほどにものを云ふ

以前の徒然日記、
望み診る、つまり望診について書きました。

目は口ほどにものを云ふ、と、よくいいますが、
舌も口ほどにものを云うんです。

今日は、
望診のなかから、目ではなく舌の云うことを見る「舌診」について。

「舌診」
その名の通り舌を診るわけですが、患者さんからよく聞かれます。
「なんで舌を見るんですか?」


いやいや、これがすごいんです。舌で様々なことがわかります。

考えてみて下さい。
身体の中にあるもののうち、、内臓と直結しているのに容易に外に出せるものは舌だけです。
これを診ないのは勿体無い。
どの診断にも特徴はありますが、
舌診は寒熱の診断において、他のいかなる診法より信頼できます。

簡単に言いますと、
正常な淡紅色の舌が、熱に傾けば紅色になるし、
冷えに傾けば淡白色になります。

この舌そのものの色と、舌の上にある苔の色、
また舌の形や舌上の状態、舌の動態など様々なものを診て
診断をすることになります。

患者さん自身でも、お酒を飲み過ぎたときや食べ過ぎたときなどは、舌においても顕著に違いが感じられると思いますよ。
自分の身体をチェックするのにもよいでしょう。

ちなみに舌の先は身体の上の方、奥は下の方の状態をあらわします。

臓腑で言うと
舌先が「心」「肺」、
中央が「脾」「胃」、
奥が「腎」、
側面が「肝」「胆」、
の反応をあらわしたりもします。

もちろん反応をあらわすわけですから、治療後において舌も変化をします。

乾き過ぎていたものが潤ってくる。
潤い過ぎていたものが適度になる。
暗い色が明るくなる。
厚い苔が薄くなる。

舌を磨いてきれいにしようとしても、身体の中が汚れていたらきれいになりません。
しかし、身体の中をきれいにすれば舌もきれいな舌になります。
健康な人の舌はとてもきれいですよ。
身体がどんな状態か舌はいろいろと語ってくれます。

本人の口より確かなことも多々ありますよ。

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# by shinkyu--kaminari | 2014-08-18 21:46 | 東洋医学 | Comments(0)

所変われど品変わらず

しばらくぶりの投稿になります。
所かわれば品変わることは多々ありますが、
所かわれど品変わらぬこともあるもので。

13日から今朝まで、子どものサッカーチームの合宿で群馬県の片品村に行っておりました。

そこでもこの徒然日記を更新するつもり満々でいたのですが、
さすが谷川岳山麓、ネット環境は細々としていてなかなかつながらず、やっとネットがつながって書けたと思ったら、消えてたりとうまくいかなかったので、きっぱりと諦めました!

合宿には一応、コーチとして行ったのでありますから、
僕の活躍の場はコーチでした、といいたいところですが、どうしてもやはり鍼治療になってしまうものでして(笑)

気分が悪くなった子、
お腹が痛くなった子、
頭が痛くなった子、
足首が痛くなった子、
膝が痛くなった子、
肩が痛くなった子。

小学生の合宿などというものの場合、その合宿なら合宿の期間中、
全員が健康で、何も問題なくなく過ごせるということは、
参加する小学生の人数が多ければ多いほど、まず不可能ですよね。

そのため必ず鍼は持っていきます。
もちろん刺さない鍼がメインですが。

かつて治したことのある子どもは、少し調子悪いと治療を頼んできたりもしますが、
普通に現代社会で育っている子ども達は、
腹痛や吐き気が鍼で治るとはまず想像だにしていないですからね。

何かわからないことを施され、何だかよくわからないうちに治っている。

「何をしたの?」と子どもから言われることになり、
「鍼をしたんだよ」となって、
そこで初めて、その子は鍼というものをなんとなく認識することになるわけです。

こうやって、うちの子どもの所属するこのサッカーチームでも、調子が悪いとすぐ病院や薬ではなく、
鍼治療、という現代社会の小学生社会においてはなかなかに味な選択も知っている子どもの存在がだんだん増えていくと喜ばしいんですけどね。


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# by shinkyu--kaminari | 2014-08-15 22:59 | 徒然に | Comments(0)

先日のこの徒然日記、五臓六腑に沁みわたる〜その壱
五臓六腑、西洋医学と東洋医学での認識の違い、蔵象学というものについて少し書きました。

五臓は「肝、心、脾、肺、腎」でしたね。

では五臓に続く六腑はわかりますか?

おそらく、なかなか全ては出てこないのではないでしょうかね。

六腑は
「胆」「胃」「小腸」「大腸」「膀胱」「三焦」です。

「三焦」という語、
東洋医学を勉強したことのない人は、まず聞いたことがないと思います。
「三焦」これはこれでとても大事なのですが、
今日は置いておきまして、

五臓と六腑はなぜわけられているのか、
何が違うのかということについて簡単に述べてみます。

まず、
臓と腑では生理的な役割分担が異なっています。

五臓は
人体が生きて活動するために必要な4つの要素、「気」「血」「津液」「精」を生成、貯蔵するところ。
六腑は
飲食物(水穀)を消化して、身体に有益なもの(水穀の精微)と、そうでないもの(糟粕)にわけ、有益なものを五臓に受け渡し、不要なものを大小便に変えて排泄を行うところです。

つまり、
六腑が飲食物から有用なエキスを抽出し、五臓に受け渡すまでを担い、
五臓はそれを利用して活動に必要なものを生成するということになります。

人が生きていくためには、
呼吸と飲食は欠かすことができません。

そして、
人が外から身体に取り入れる術もそれだけです。

呼吸と飲食は、人の身体の活動に必要不可欠であるため、
たとえば飲食については
どういう食べ物を摂るべきかについてと同様に、よく噛んで食べよ等と、どう食べるべきかについてもよく言われますよね?
それに対して、
どうも呼吸については、飲食についてほど意識されていないのか、あるいはあまり重要視されていないのか、いい呼吸とはどういうものか、また、いい呼吸はどうすべきか、などということについてはさほど耳にしません。
そこは残念なところです。
飲食は一日にせいぜい三食ですが、
呼吸は一日三回どころか、この世に生きている間、ずっと続けざるを得ないという意味で、
僕は呼吸というものを、とても大切にとらえています。

いい呼吸とはどんな呼吸か。
もちろんいい空気を取り込めることは大事ですが、受け取る身体が、よりよく取り込める体制になっているかというのも大事なところです。

その辺のことも書きながら、今回出てきた「気、血、津液、精」について、また今後、書いていきたいと思います。



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# by shinkyu--kaminari | 2014-08-11 21:37 | Comments(0)