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にわか医者

現代は様々な情報が溢れています。

自分が病気になり、それはどんな病名なんだろうとインターネットで調べると、
あらゆる情報が手に入ります。

また健康に関するテレビや雑誌も多いです。

そのため、体調を崩しでもすると、にわか医者とでも言うようなまわりの人からありとあらゆることを言われますよね。
でも的外れなことも多いです。
その人のためを思ってのことでしょうが、一つの考えが全部に通じるわけではありませんし、原因が全部同じということもありません。

同じ病気でも原因が違うこともありますし、違う病気でも原因が同じことがあります。
だから、「親が◯◯なんですけど、何が原因ですか?」
と聞かれても、正直正確なことは言えません。

本人であれば言えますけどね。
いない人について聞かれても、これもあれば、あれもあるので、一度診てみないと何とも言えない。

テレビみたいに、それはこれが原因だ!としてしまった方がウケはいいんでしょうね。

僕は正直者だからそれができない(^^;;

とりあえず地道に発信し続けていきます。


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# by shinkyu--kaminari | 2015-04-23 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

脈を診る

初診時に限らず診察のときには必ず脈を診ます。

「早いですか?」

と聞いてくる方もおりますが、早い遅いだけを診ているわけではありません。

脈が流れている状態から身体の状態を診ているわけです。

わかりやすい脈の場合、患者さん自身にも確認してもらいます。
ただこちらが脈が良くなったといっても、実感わかないですからね。

共有できるものはして、自分の身体に関心を持ってもらうことが重要だと思います。

先日の患者さんは右側が弦のように筋張った脈でした。
左はそうではない。

一本鍼を入れ、しばらくしてから抜いて診てもらうと、太さが出て緩やかな感じに。

本人も違いを実感。

身体が緊張状態になっているので、治療してそれが緩めば、身体もそういう反応を示すわけです。

活き活きとしているというのは、柔らかいということ。

大事なことです。


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# by shinkyu--kaminari | 2015-04-22 20:30 | 初診 | Comments(0)

裏井穴(うらせいけつ)

「井穴(せいけつ)」とよばれるツボがあります。

手足の経絡全てに存在し対になっているので、手足の十二経絡✖️2ということで24あるわけです。

ほぼ手足の末端にあり、熱を漏らすために使うことが多いツボです。
子どもが熱を出したりしたときにもよく使います。

その「裏」とよばれるツボ。
常用経穴にはないのですが、臨床上反応としてあることから、僕が所属する鍼灸学術団体では名前が付けられています。

しかし、足の「裏井穴」を使うことはあったのですが、手の「裏井穴」を使うことはありませんでした。
そして僕の記憶では、師匠はあまり足ほど手に関しては言ってなかったように思っていました。

最近手のそのあたりの反応を探していて、気になる反応を見つけたので、
自分の中では新発見になっていたのですが、よく本を見るとしっかり記載されておりました(^^;;

「裏少衝(うらしょうしょう)」

でもこれがそうだと言われるのと、自分で探し出したものは、意味合いが違いますからね。
「後渓(こうけい)」という重要なツボのひろがりの反応として表れている感じもするので、ちょっと注目していこうと思いました。

なんか備忘録的になってしまいましたね。

一応「裏井穴」の話でした。


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# by shinkyu--kaminari | 2015-04-21 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

ED〜男性カルテから〜

初診時に女性の生理や出産について書いてもらう「女性カルテ」があるのと同じように、男性特有の生理現象について書いてもらう「男性カルテ」というものがあります。

もちろんこれは目的があって聞いているわけです。

メインは「腎の臓」の問題。

東洋医学における腎というものは、西洋医学における腎臓とは表しているものが異なります。

ここでは主に元気、身体のエネルギー、をみています。

腎には両親から受けた「先天の精」があり、それを飲食物による「後天の精」によって養っていきます。
それを「腎精」と言いますが、これにより、生殖能力をもつ「天癸(てんき)」が産生され射精が可能になるため、その状況により「腎の臓」を伺うことになるのです。

カルテを書いていただくと、この男性生理に関して問題を抱えている方が多いことに気がつきます。

主訴としてそれを言ってなくても、問題としては持っている方。
そしてそれを解決したいと思っている方もいれば、そうでない方も。

もともと違う主訴で来られた方にとって、このようなカルテが言い出すきっかけになっていることはいいことだと思います。
眉をひそめる方もいますけどね。

EDも鍼で対応可能です。
お困りの方は遠慮なくご相談下さい。


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# by shinkyu--kaminari | 2015-04-20 20:30 | 初診 | Comments(0)

新古代鍼

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久しぶりに新しい鍼を購入しました。

3〜4年振りかも。

道具には愛着があるので、今使っているものをやめるわけではありません。

「古代鍼(こだいしん)」

師匠はそのように命名しています。
遺跡の中から見つかった昔の鍼をヒントに作った鍼。
これはステンレスと真鍮です。

身体の中には刺し入れません。
翳す。当てる。

ふだん金と銀を使っていますが、最近、師匠がステンレスの古代鍼を使い、それがすこぶるよいとのこと。

まずは試してみないとわからないですからね。
使ってみて気づくことがあり、早速課題ができました。

子どもにとってのおもちゃのような、ちょっとそんな感じもあります。わくわくする(^ ^)

大事な相棒にしたいと思います。

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# by shinkyu--kaminari | 2015-04-18 19:00 | 鍼の修行 | Comments(0)