僕が以前勤めていた「荻窪接骨院・治療室」で診ていて、現在は【伝統鍼灸かみなり】に通ってくださっている方がいらっしゃいます。

その中で最も年齢が上の方は80歳の男性です。
80歳というのは、今の世の中、特別注目するほどでもない年齢かもしれませんが、なぜここで話題にするのかというと、この方、元気で向上心があるのです。
社交ダンスをされているのですが、マンツーマンのレッスンをうけたり、すこしでも身体によさそうな体操があればそのDVDを見て研究してみたり、と、常に、さらによくなろうと日々、取り組みつづけているんです。

一生懸命に。真面目に。

実はですね、彼はすこぶる身体がかたいのです。
柔らかくするために、日々、一生懸命に努力をするのですが。
倍以上も歳の離れている僕にもとても丁寧な口調で、身体を柔らかくするために、毎回いろいろと一生懸命に質問してきたりもします。


この方に限らず、僕は患者さんによく
「この運動はいいですか?」
「どの運動が身体にいいですか?」
「このストレッチはいいですか?」
というようなことを質問されます。

大事なことは何をやるかということより、どうやるかだと思います。
そこを外れていなければ、極端な話なんでもいいのです。

前回、80歳の患者さんの治療時に「臥位での身体の状態」について意識してもらいました。
横たわっているから力は抜けていると思っている方、多いと思いますが、そんなことないですよ。
別の方ですが、力が抜けた状態で仰臥できたときに、はじめての感覚に驚いている方もいました。

無駄な力みを抜いて横たわる、これに関しても呼吸はとても大事です。
「呼吸で遊ぶ」ということを僕は提唱していますが、遊び方も細かく教えたほうがいいことを今回感じました。

どことなく力が入っている状態でストレッチするのと、抜けた状態でストレッチするのとではまるで違いますからね。
その状態で立つ、座る、歩く、走る。
全く違います。

寝て呼吸をするだけで身体が緩む。

そんな体験をしてもらいました。

無理な運動をしなくてもいいのです。
できるに越したことはないですけどね。

80歳でも身体は変わります。
もちろんいいように。



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by shinkyu--kaminari | 2015-01-24 19:00 | 徒然に | Comments(0)