背式呼吸?

腹式呼吸に胸式呼吸。

呼吸というとこの二つがすぐにあがると思います。

僕は常日頃呼吸が大事だと患者さんに言いますが、特に腹式呼吸、胸式呼吸と限定して言うことはしません。

どちらに限定せず、身体全部が拡がっていく呼吸。

身体の前側だけじゃなく、後側も拡がっていく。
頭も足も。

足とか言ってしまうと、飛躍し過ぎてしまうので、背中を呼吸によって膨らませるということは施術中にも試みてもらいます。

そのとき肩甲骨辺りを僕が触って、相手がどこを意識すればよいのかわかりやすいようにします。

「できません。」

こういう方は多いですが、当たり前です。
すぐにできるものならば、そこが動かない状態にはなっていません。

でもしばらく続けると動き出してきます。

すると全体が拡がりやすくなる。

気も動きやすくなります。


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by shinkyu--kaminari | 2018-11-21 20:30 | 身体感覚 | Comments(0)

「間」というもの

「間(ま)」と言われるものがありますね。

様々なシチュエーションで使われ、幅広く表すものですが、どんなものでも大事なのではないかと思います。

他者との「間」。

スポーツにおける動作の「間」。

リズムの「間」。

今日ひとつ気づいたことで呼吸の「間」というものがあります。

吐いて、吸う。この途中に移行する段階がありますよね。
普段何気なくしておりますが、この「間」が少ない人がいることに気づきました。

言われれば、そりゃいるだろ、と思うようなことなのですが、意識していないと見過ごしてしまうことなのではないかと。

深呼吸をしてください、とお願いすると、一生懸命吸って吐いてを行う方がおられるのです。力を抜いてゆったりとしてください、と言ってもあまり変わりません。
口をグッと噤んで、くいしばっている感じなので、ポカンと開けてくださいと言ってもそれができない。

その方は自分で気持ちがコントロールしづらくなってイライラすることも多いです。
齷齪している感じです。

「間」がないんですよね。

それならば「間」を作ってみたらいいんじゃないかと思い、吐いて、吸って、の途中に両方をしない時間を作ることをしてもらいました。

すると、呼吸がゆったりしてきました。

気持ちを意識で変えることは難しいけど、呼吸によって変えられる。

そのようなことを禅のお坊さんである、白隠禅師は言っておられました。

食べるときにも「間」を作ることで食べ過ぎは減ると言われています。

欲望のまま突き進まずに「間」を作る。

大事なことだと思います。


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by shinkyu--kaminari | 2018-11-13 20:30 | 備忘録 | Comments(0)

ブレサリアン

道教の世界にある「気を食べて」長寿になるという考え。

長寿という目標をそこまで持っているわけではありませんが、身体に対する追求は止むことがないので、気になるわけです。

一日一食をしていて、それも可能かも、と思っていたら、現実にやっている人がいるんですね。

水も飲まずに日を浴びて呼吸だけでエネルギーを得ている人や、水分と呼吸だけで、出産まで普通に行なっている人、これは知っていたのですが、毎日青汁一杯だけで生きている人。

呼吸によってエネルギーを得ているので、「ブレサリアン」と呼ぶようです。液体だけは摂取する人は「リキッダリアン」。

体型も変わらず健康に過ごしているのを見ると、食事って何だろう?と思わずにはいられません。

食べずに大丈夫な人もいれば、餓死する人もいる。

これはやはり「気」を食べることができているか否かによるものだと思います。

一日一食にしていて、食事以外に「食べたいな」と思うときがあります。
そのとき感じるのは身体がうまく広がっていない状態だということ。
つまりは身体としてうまく呼吸ができていないわけです。
呼吸による気の巡りがうまくいっていないのを、食べて感情を満たすことで巡る状態にしているように感じます。

それがうまくコントロールできると、余計にお腹が空くことはありません。
このまま一日食べなくてもいいかな、と思える感じ。

食べないことが苦行だと、それを続けると痩せて餓死するでしょう。
要はストレスが関わっていると思います。

生物が生きていくのに、どの食べ物を獲得するかというのは重要だと考えられているし、様々な動物は弱肉強食の中で生きています。

その中でそういうことから外れ呼吸だけで生きるというのは、種の存続のためには最高の手段だと思います。

でもそれを乳幼児の頃からやるというのは、気持ちのコントロールとして難しいのかもしれませんし、高等手段だと思います。
そのためには飲食物からエネルギーを得るために胃は必要なのでしょう。

もしかしたら、胃は生きていくための保険のようなものかもしれません。

だから、食べすぎに対応しやすいものではない。

まぁ想像です。

飲まず食わずでいきなり生活しようとは思いませんが、そんなことも視野にいれながら暮らしていこうと思います。

疑問に思ったらまずやってみる。

大事なことです。


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by shinkyu--kaminari | 2018-05-19 19:30 | いわゆる… | Comments(0)

まだまだ甘い

「呼吸」の大事さは何度となくこの場で説いてきました。

生きている上での活動で何よりも大事なこと。

呼吸をよくすることで身体はすこぶるよくなるということを、常日頃患者さんにも説いています。

でも、自分自身まだまだでしたね。。。

とてつもなく動きの悪いところを自分の中に見つけました。

結果的には喜ばしいことなんですけどね。
僕は自分にできないことは患者さんにも要望しないようにしているので、ちょっと申し訳なく思ったわけです。

ちょっとね。

でもこれによって内側からじゃないとゆるめられないところがあることも再確認できましたし、身体が上下に縮こまっていることには目を向けていたのに、前後に縮まっていることにはあまり意識していなかったことにも気づけました。

呼吸で背中の動きを豊かにする。

これをこの先追求して生きたいと思います。

楽しそうだ(^ ^)


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by shinkyu--kaminari | 2018-05-11 20:30 | 備忘録 | Comments(0)

「えっ?」って思いますか?

「ため息を吐くことに上手も下手もあるの?」って思いますよね。

あるんですよ。
ため息が上手い人下手な人。

「ため息」

東洋医学的には①肝鬱②気虚、という要因によってなされると考えられています。
①はストレスなどによって生じた胸中の滞りを取り除くために行うもの。
②は身体が弱って気の全体量が減っているために気の循りが悪いので、それを循らすために行うもの。

滞りは作らないに越したことはないのですが、あるのであればしっかり解消できた方がいいわけです。

そのためにしている「ため息」が不十分だと上手く循りません。

「ため息」をすることが多いということが上記2つの可能性がある証明にもなるのですが、しないから胸に滞りがないわけではありません。

それをできない状態になってしまっている場合もあるわけです。

中途半端に「ため息」をしないで、思いっきり吐いてみてください。
しっかり吐けないようなら繰り返して練習です。

「ため息」を吐くと幸せが逃げていく、などと言われたりしたことありませんか?

僕はちょっと違う考え方で、吐き方かなと思います。
元気なさそうに吐いてたら、周りも負のエネルギーをもらうから嫌だし、人前でやるべきじゃないですよね。

でもですね、大きく吐けたらその分大きく吸えるのです。
大きな「ため息」ができたら大きな幸せがやってくる、と思えませんか?

中途半端に出していたら中途半端にしか吸えない。

目一杯出しましょう。
幸せになりますよ。
「ため息」と呼べるものではなくなっているかもしれませんが(笑)


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by shinkyu--kaminari | 2017-03-04 19:30 | 徒然に | Comments(0)

呼息

呼吸というと、腹式や胸式といった、どこを膨らますということを意識されやすく、どういう感覚でといったことを言及されることが少ないと思います。

また、吸うことを意識する人が多く、吐くことに関してはおろそかになりがちということを、臨床上見受けられます。

いかに息を吐くか。

これはものすごく大事です。

息を吐くというのは特別な筋肉が必要ありません。
力が抜ければ自然と吐かれていく。

よりよく吐くためには上手く身体が緩まっていないといけないわけです。
そしてしっかり吐ければ必然的に吸えます。

呼吸によって肺に対するアプローチをどこまでできるか。
吐くときの方が肺に対してより細かくアプローチできるように感じます。

吐くことをいろいろと実験中です。
吐き方を変えることで、違う一面を知ることができる。

「遊息」

息で遊んでみてください。

絶対におもしろいです。


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by shinkyu--kaminari | 2017-01-14 23:30 | 徒然に | Comments(0)

骨盤の在り方

まだまだ身体についてわかっていないことは山ほどあるし、これは一生かけても全てを理解することはないと思います。

当たり前ですけどね。

でも少しでもそれがわかると楽しいことこの上ない。

最近の流行りは「骨盤の在り方」

テレビでも話題になったりする「骨盤」ですが、カイロや整体で言われる「骨盤がズレている」という認識でのものではありません。

あまりズレている云々は正直どうでもいいです。
鍼をすることで勝手に治りますからね。

ふだんの生活の中でどういうように骨盤を存在させるか。

もちろんこれは骨盤に限ったことではないんですけどね。
でも僕の中で一番しっかりと「在る」ことができていないのが骨盤なのではないかと思うのです。

なかなかおもしろいです。

そのうち経過を報告します。


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by shinkyu--kaminari | 2017-01-06 20:30 | 備忘録 | Comments(0)

マインドフルネス

この前「世界一受けたい授業」ではじめて目にしましたこのことば。

『マインドフルネス』

何かと言うと、
・自分の身体や気持ち(気分)の状態に気づく力を育む「こころのエクササイズ」

何をやるかと言うと
例えば、呼吸をして、その呼吸をしている今の状態を感じる。
合掌して合わさっている手、それを上にあげていき、腕の状態、肩、そういうところの変化に意識を向ける。

要はふだん意識していない自分の身体と対話する、ということなのではないかと解釈しました。

ということは僕が普段やっていることと同じじゃないの?
いつも患者さんに言っていることと同じじゃないの?

でも『マインドフルネス』という横文字を使いたくはないですね。

「呼吸で遊ぶ」とか今まで言ってきたけど、何かいいことば考えようかなぁ。




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by shinkyu--kaminari | 2016-10-24 20:30 | 徒然に | Comments(0)

背式呼吸??

最近あまり述べていない呼吸について書きます。

今までも言っていると思いますが、呼吸というのは生きていく上で最も大事な行為であると思っています。

でもそれが十分になされていない人があまりにも多いとも感じます。

パソコン、スマートフォン含め、身体の前側を閉じるように使っていることが多いことが原因の一つでしょう。
それとともに呼吸について考えていないことも大きいと思います。

身体に入る飲食物には気を配る人も多いとは思うんですけどね。
それに比べると呼吸はまだまだ。

ひとつ試してほしいことがあります。

「背中を広げる呼吸」

これできますか?

腹式だ、胸式だと言われても、背式と言われることはありませんね。
言われなくてもいいと思うのですが、腹式であれ、胸式であれ、前側だけが膨らむのではなくて後側も広がる必要があります。

でも普段、より意識されないところなので、広がりづらい。

床に仰向けに寝転がってやってみてください。
布団、ベッドではわかりづらいです。

フローリングなどの床に寝て、自分の背中がどのようについているか意識する。
そして背中に息を入れるように呼吸する。

できると結構気持ちいいと思います。

呼吸の質が変われば、生きる質が変わります。

ぜひやってみてください。


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by shinkyu--kaminari | 2016-09-30 20:30 | 徒然に | Comments(0)

『色を奏でる』

本を読んでいると、そこで引用されているものを読みたくなることがよくあります。

今回齋藤孝氏の『呼吸入門』を呼んでいて、植物染料による染色をしている志村ふくみ氏の『色を奏でる』という本が気になりました。

色は出そうとして草木をかけ合せるのではなく、草木がすでに抱いている色をいただく。それは草木まかせで、それを損なわないように宿すだけという考え。

これは治療にも通じると思います。
治すのだけれど、治そうとこちらが主になってやるわけではなく、治っていく方向にうまく身体のエネルギーを作用させてあげる。

色は花にではなく、蕾がびっしりついた枝の中にあり、花が咲いた枝にもあるのだが、艶がないという表現をされていました。
精を幹や枝から花にうつすのだと。

自然をよりよく理解することは、人間も自然の一部と考える東洋医学をよりよく理解することと繋がってきます。

「色をいただく」という表現。
とてもいいと感じました。


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by shinkyu--kaminari | 2016-08-24 20:30 | 徒然に | Comments(0)