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同一律

鍼というと技術的なことを想起する方もおられると思いますが、もちろんそれはあるのですが、東洋医学という医学なわけですから、勉学もかなり必要なわけです。

そしてそれをしっかりと現場で使えないといけない。

できて当たり前なわけですが、できない人はまず定義をしっかり抑えられていないことがあります。

「〇〇とは△△である」という定義です。

気虚とはどういう状態か、血虚とはどういう状態か、風寒邪にかかるとどうなるのかなど。

これを論理学では「同一律」と言います。

東洋医学というのは実はかなり論理的です。

現象を東洋医学的な論理で説明します。
それは西洋医学より論理的だと思います。

そのため勉強ができない人には難しい。

まずは「同一律」を確かなものにしないといけません。


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by shinkyu--kaminari | 2018-05-21 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

魚の目の治療

「魚の目」

足の裏にできる角質層の異常で、鶏眼(けいがん)とも言います。

その名の通り、単なる固くなったものではなく、中心部に眼のような芯があります。
これが歩くときなど地面に当たると痛いのです。

結構足の第二趾の裏にできることが多く、胃の問題で出ることが多いのですが、歩き方、使い方でなることも多いように思っています。

まぁその部位における気血のめぐりが悪くなっているわけです。

ですからそれを改善していくことでよくなっていくのですが、足趾が変形などして変え難い場合もあります。

その場合どうするか?

お灸します。

魚の目の局所に。

根気良く何壮も据えます。

局所治療を頑なにやらないと思われているかもしれませんが、やる必要があるときは迷いなくやります。

痛いところと違うところに鍼したり灸したりするのは、その方が身体がよくなり治るからです。

ポリシーのためではありません。

局所をやるときは、その方がいいからです。

魚の目にお灸。

昔からやられていることです。

それしかなかったとも言えるけど、続いているということは効果があったということ。

痛みをかばって歩き方がおかしいと悪循環にもなりますからね。

熱いと怖がっている方、大丈夫です。
ひどい魚の目は熱さ感じませんから。

それにお灸は根性焼きではありません。

通常やるお灸は気持ちいいですよ。



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by shinkyu--kaminari | 2018-05-09 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

舌を診る意味

治療をする上で様々な診断法を駆使していますが、その中で視覚を使った診断がいくつかあり、一般の人でもわかりやすいものとして、「舌診」があります。

毎回診ますが、そのたびに、今日はこうですね、とか言わないので何をしているのかわからない患者さんも多いと思います。

僕「疲れてて消耗している感じですよ。舌も色あせてますし。」

患者A「舌ってそういうことを診ているんですか?」

別の患者さんでは

僕「だいぶよくなりましたね。赤みの深い感じが落ち着いて、先の方でボツボツしてたものもなくなってきました。イライラしにくくなってますね。」

患者B「イライラあまりしないですね。舌の厚みが減ったように思うんですよ。」

鍼してすぐにも変わります。

僕「(子どもの舌を診ながら親に)暗い赤だよねー。(鍼をして、舌を出してもらい)うん、明るくなったね。」

患者の親「おー、ホントだ、不思議。」


舌だけで判断したりしませんが、舌だけでもかなり有用なことがわかります。
でも、「舌を自分で見たりしますか?」と聞くとほとんどの人が見ていません。

舌はバロメーターになりますからね。
日頃見て変化を知るのも自分の身体を理解するのに必要だと思います。


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by shinkyu--kaminari | 2018-04-25 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

治る力を信じる

「自然治癒力」

よく東洋医学の文言のように思われがちですが、昔のヒポクラテス医学にあった文言です。

東洋医学ではこれをうたったわけではなく、言っていることはつまりこういうことだよね、ということで使われたのが「自然治癒力」。

この力をもっと信じていいと思うんですよね。

抗生剤を飲み続けないと治らないとか、解熱剤を使わないと高熱で大変だとか。

そんなことをしていると、自然治癒力というものが発動しづらくなると思っています。

ことあるごとに病院に行く、不安だからと子どもを病院に連れていく。
そういう人の方が病気になりやすいように思います。

風邪という邪気は、西洋医学ではウイルスという場合があります。
これが何ウイルスであるかが病院では重要かもしれませんが、東洋医学ではそこは問題にしません。

それによって身体がどうなっているか。
症状はもちろんですが、体表の反応がどうなっているか。

熱が出たら汗がいいように出れば治ります。
便として排出する場合もあれば、尿として排出する場合もあります。

その排出の機能を日頃から高めてあげればいい。

大人も子どもも同じです。

弱っているところがあれば強めてあげればいい。
敵がなんであるかじゃなしに、自分がしっかりしているか。

もっと自分の内側に関心を持った方がいいです。
子どもに対しても、現象だけじゃなしに、触った感じ、見た感じに。

治そうとしている力を邪魔しない。

これは東洋医学だって同じです。
余計にいじらない。
治すのは本人の身体です。


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by shinkyu--kaminari | 2018-04-09 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

口が甘い

以前歯医者に通ったとき、二つ隣の患者さんが、

「先生口が甘く感じるんだけど、何ででしょうか?」

と聞いていました。
先生は
「甘くですか?聞いたことないですね〜」

と答えていましたが、聞きながら、脾胃には絶対問題ある人だろうなぁ、と思っていたところ、その後の衛生士との会話では、柿の種のいろいろなバージョンについて盛り上がっていました。

「この人はそこを変えなきゃだめそうですよ。」
と言いたかったですけどね。。。

東洋医学では口が甘く感じるのを「口甜(こうてん)」とよんでいます。

虚実ともにありますが、いずれにせよ「熱」が関与すると。
消化器系統に大きく関与する「脾の臓」の「熱」

甘いものを食べているという自覚があれば、甘いものの食べすぎかな?と思うのでしょうが、せんべいなどのお菓子は違うと認識している方が多いみたいで、、、

でも、穀物ですし、甘味ですよ。

まぁ甘味の食べすぎでなくても、食べすぎによって内熱が高まり、脾胃において湿がさばけず、湿熱を形成し、穀物の気と結びつき上に上がって「口甜」となることもあるわけです。

年齢関係なく食べすぎている人は多いですね。

気をつけましょう!



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by shinkyu--kaminari | 2018-04-02 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

合格発表

Facebookを見てたら、今日国家資格である「はり師」「きゅう師」「あんまマッサージ指圧師」の合格発表が行われた、という記事が出ていました。

そして合格率が
「はり師」57.7%
「きゅう師」62.5%
「あマ指師」83.0%

よくわからないと思いますが、僕らのときで、確か「はり師」「きゅう師」が75%〜80%くらい。「あマ指師」が90%近かった気がします。

推移を見ると、昨年ガクッと下がって、今年さらに下がった感じです。

難しくなったのか、学生の質が低下したのかはよくわかりません。

でも人の身体を扱う仕事ですし、高卒で行けることを考えると、誰もが簡単に合格できる試験じゃない方がいいと僕は思います。

正直学校での教育、国家試験のテスト内容を考えると、運転免許みたいなものだと感じてますからね。

取ったからって何かができる状態ではありません。

ただやっていいという公の許可が出されただけ。

今回の人たちが受けたら30%くらいの合格率になるような試験でもいいかなと思います。
手に職といって職人みたいに考えるような仕事ではありません。

受からすだけ受からせても、その後生計をたてられないのでは意味がないですからね。

在学中に病を論理的に東洋医学的に考えられるような教育ができたらなと思います。

多くは卒業してからそういう勉強をしてますからね。

東洋医学という医学です。
それをもっとしっかり学べる場になることを強く望みます。


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by shinkyu--kaminari | 2018-03-28 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

足太陰経脈病症

経絡ということばがよく用いられますが、正確には経絡は経脈と絡脈というものに別れます。

臓腑に関連した流れなので、足の太陰経脈と言ったら、脾の臓の経脈を指します。
内側では臓腑に繋がるのですが、外側では体表部位を流れています。
絡脈というのはその経脈を他と繋ぐ役割を果たします。
それによって身体中隅々まで気血を行き渡らせることができるわけです。

表題はそれの病症。

こんなことが書かれてあります。

“是動則病舌本強.食則嘔.胃脘痛腹脹善噫.得後與氣則快然如衰.身體皆重.
是主脾所生病者.舌本痛.體不能動搖.食不下.煩心.心下急痛.溏.瘕.泄.水閉.
黄疸.不能臥.強立.股膝内腫厥.足大指不用.”

「脾の経脈が病むと、舌が強ばりやすくなり、食べると空えずきし、胃が痛み腹が脹ってよくゲップが出る。大便やオナラが出ると、不快感が除かれ症状が減る。身体全体が重くなる。
脾の臓が病むと、舌の根本が痛んだり、身体が動かしにくくなったり、食べたものがつかえて下に降りていかなくなったりする。胸苦しさや、鳩尾あたりに不快感を感じたり、その辺りが急に強張って痛むこともある。大便が稀薄になったり、腹部に塊ができたり、下痢になったりもする。小便が出にくくなったり、黄疸を起こしたり、不快感で横になることがしづらくなる。無理に立とうとすると膝の内側が腫れて引きつってきたり、足の親指が動かしにくくなったりもする。」

一度に全部が起こるわけじゃないですよ。いろいろな症状が出る可能性があるわけです。

ストレスによって起こっていると思っていたものが、それによる食べ過ぎで脾をいためていたなんていうことはよくあります。

ちょっと気になったので、確認のため読み直してみました。


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by shinkyu--kaminari | 2018-03-06 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

ふと思いました。

もう終わってるんだなぁ。

3月に入って1週目の土日を迎えますが、この日曜は例年通りだと「柔道整復師」の国家試験の日。

「はり師」「灸師」「あん摩マッサージ指圧師」の国家試験は2月の最終の土日に行われることになっています。調べてはないけど、たぶん行われたはずです。

ちなみに「鍼灸師」という呼び名は正式名称ではありません。別々の資格ですからね。

でも150問ある問題のうち、10問だけが違うので、160問解答することで両方の試験を受けたということになり、その10問のうち何点以上クリアしなければならないというものがあるので、学年に1人か2人片方しか受からないという残念な人も出てきます。

まぁ大概は受かります。
運転免許みたいなものです。

どんなに技術があっても法律上運転免許がないと車を運転してはいけませんよね。そして、免許があるからといって上手いわけでもありません。鍼灸師も同じです。

国家資格は技術を保証するものではありません。鍼をしていい、灸をしていいという許可をもらってるだけです。

やっとスタートラインに立ったということになります。

でもスタートラインに立つにはどれだけ準備してきたかが問われます。

どんどん増え続ける資格者。
それぞれ頑張ってほしいと思います。

それが世の中の鍼灸に対する認知に繋がりますからね。良くも悪くも。




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by shinkyu--kaminari | 2018-03-02 23:15 | 鍼の修行 | Comments(0)

のどいた

風邪に鍼灸はよく効くのですが、やはり病院に行く人の方が多いようで。

当院にも風邪をひいて病院には行かずに直接来院する人もおられますが、インフルエンザを気にしてということもあり、まず病院に行く人もいます。
次の予約が少し先だと、その前に病院に行ったり。

結果的に
「風邪がなかなか治らない」
という人を診ることは少なくありません。

咳がなかなか治らないとか、のど痛がなかなか抜けない、怠さが抜けないとか。

のどいた。

こういう人をスパッと治しておくと、またなったときに病院ではなくすぐに鍼を受けにきます。こういうことが当たり前にしたいですね。

風邪からきているものであれば、もちろんそれに対する治療をするわけですが、風邪による「のどいた」じゃないものもあるので注意が必要です。

本当に風邪からはじまったのか、そして風邪からはじまったとしても、なぜのどにきたか。

のどの赤さはどうか。痛みの程度。左右差。

基本的には「のどいた」は「熱症状」です。
日頃から身体の上部に内熱が強い人は「のどいた」となりやすい。
ストレスの熱、食べ過ぎの熱、酒毒の熱。

その熱が強いほど、痛みも強くなります。

その場でも結構軽減しますよ。

今日「のどいた」を訴えていた方。
「思いのほか楽になってびっくりです。」

そんなに期待してなかったのかな?(^^;;

みなさん期待していらしてくださいね。


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by shinkyu--kaminari | 2018-02-24 20:00 | いわゆる… | Comments(0)

それも実は飲食が原因

食べ過ぎで腹痛、飲み過ぎで気持ち悪い。

そういう認識はしていても、膝が痛くなったり、足が痛くなったりという原因が、そういうところにあるという認識を持っていない人は多いです。

お尻が痛いと、坐骨神経痛だから、腰が原因か?なんて思ったり、歩き過ぎかな?なんて思ったりするようです。

それにおいても、食べ過ぎや飲み過ぎで胃に負担がかかっていることが原因であることは珍しくありません。

頭痛も、生理痛も。

その背景にストレスが関わっていたりしますけどね。
ストレスがあるから食や酒に向かう。

悪循環をどう断ち切るか。

気持ちでなんとかしますか?
飲食を我慢しますか?

鍼しますか?


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by shinkyu--kaminari | 2018-02-16 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)