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タグ:東洋医学の思想 ( 198 ) タグの人気記事

ひとつの治療で、、、

何度か触れていると思いますが、東洋医学の考え方に、「異病同治」「同病異治」というものがあります。

異なる病であっても、もととなっている原因が同じであれば、同じ治療。同じ病気であっても、原因が異なれば違う治療をするということです。

ですから、ある人が、あれもこれもいろいろ困っている症状があるといっても、ひとつの治療で二つ三つ、四つといろいろ症状がよくなるなんてことはよくあります。

右肩が痛いと言って来院した患者さん。

思いっきり手をついたことがきっかけだけど、日に日に肩が痛くなって困るということでした。

他にも症状はあって下痢もしょっちゅうだから、これもなんとかしたいと。

でもとにかく肩。

先に良くなったのは下痢でした(^^;;

そういうことあります。

程度は下痢の方が軽いんです。
臓腑ですけどね。

日頃の負担の掛け方の問題として。

肩も改善していますけどね。
順序があります。

痛みだけとってくれ!

患者さんはそう言いますけどね。

そんな単純なものではありません。

治すんです。


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by shinkyu--kaminari | 2019-07-31 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

「会陰」を意識する

「会陰」というツボがあります。

鍼灸師ならば誰もが知っているけど、まずほとんどの人が治療点として使ったことはないと思います。

もちろん僕もです。

僕は使ったことがある、と言いたいわけではありません。

場所は男性ならば肛門と陰嚢の間。

前陰と後陰の間ということで会陰。

ここは任脈、督脈、衝脈の起点となると、「鍼灸大成」には記してあります。

存在としてはめちゃめちゃ大事なところ。

ここから頭まで軸が通った感じというのがあった方がいいんじゃないか、とふと思いました。

感覚的に僕の中で蔑ろにしていたかもしれません。

何かが変化する予感がします。

もちろんいい方に。


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by shinkyu--kaminari | 2019-07-12 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

「曲池」というツボ

手の陽明大腸経という経絡。

この流れで有名なツボとして「合谷(ごうこく)」がありますが、肘の窪みのところに「曲池(きょくち)」というツボがあります。

手のひらを前に向けたときに肘を曲げると、外側にシワができますよね。
そのシワを辿って骨に当たる手前の窪みにとります。

この場所は手のひらを合わせて肘も合わせると、外側に位置します。
腕も身体の縮小版と考えると、手が頭の方で肘は腰あたり。
そして「曲池」は股関節あたりに相当するので、股関節の問題に反応として出てくるし、治療点にもなります。

機械的に使っても効くわけではないのですが、反応が出ているとすこぶる効果があるところです。

また、脚と腕というのは、やはり対応しているので、肩関節は股関節と、肘関節は膝関節と関連することも多いです。

ですから、「曲池」の鍼で、膝の問題も解決できたりします。

なかなか探ると興味深いところです。

十三鬼穴の一つですし。

別名「鬼臣」

要チェックです。



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by shinkyu--kaminari | 2019-07-03 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

信じるとともに疑う

先日の「経穴解説」の講義のときに

「やった鍼が効かなかったら、それは自分のなにかが間違っていると思ってください」

ということを言いました。

弁証したことが間違っていたか、選穴が間違っていたか、刺鍼が正確に行われなかったか。

「経穴解説」にこういう効果があると書いてあったけど、それが違っているという考えではよくない、ということなのですが、捉え方によっては、盲目的に書かれてあることを信じろ、ということに受け取られかねない、と思いました。

本を書かれた、師匠である蓮風先生の言っていることは、臨床における真実で、それは疑いのないことなのですが、本当にそうなのか、という視点は大事です。

そして蓮風先生自身も、常に疑え、というようなことをおっしゃいます。

これは陰陽ですね。

片方のみ、という考え方ではよくない。
逆の視点、違う視点もあるし、違う捉え方もあるわけです。

ただ本に書いてあるから、という視点だけでは脆弱です。

より理解を深めるために一歩進めて勉強する。

疑うことは学ぶ動機付けの活力になります。

信じるとともに疑う。

大事なことだと思います。


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by shinkyu--kaminari | 2019-07-01 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

先日鍼の勉強会で行った講義に対するアンケートの集計が出ました。

書いてあることを素直に受けとめれば、概ね好評で、臨床の話をふんだんに入れたことが良かったようです。

あまり通常鍼灸院では見ないような症例も話しましたからね。

火傷やら、脱臼やら、顔面にボールが当たって目がぼやける症状やら。

バラエティーに富んでいたと思います。

その中で気になった感想がありました。

「経穴学は古典へではなく蓮風先生の考えをベースに進めていくという内容にやや驚きました」

というところ。

そういうように受けとめるんだなぁ、と思いました。

蓮風先生は古典を非常に大事にして、その考えをもとに一穴でもって治療することで、その真偽やよりよいものを追求してきたわけで、単に古典に拘泥することはせず、臨床古典学という臨床の中の実践をもとに理論づけています。

単に「古典にこう書いてある」という本じゃないところに「経穴解説」という本の凄さがあるわけで、そういうことを伝えたつもりでいましたが、僕の力不足ですね。伝わっていなかったようです。

みんなに理解してもらうというのは難しいですね。

学生のときの国語のテストでもわかるように、書かれてあるものでも解釈は人それぞれですからね。

みんなが同じようには解釈しません。

でも、諦めたら終わりですからね。

少しでも多くの人が同じように理解できるよう努めていきたいと思います。


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by shinkyu--kaminari | 2019-06-28 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

ちょっとした風邪

風邪というと、熱が出て、寒気がして、咳が出て、鼻水が出て、頭痛がしてなどの症状を伴うことが多く、逆に言うと、そういうことがあまり気にならないと、風邪をひいたという自覚がなかったりします。

少しいつもより温まりづらい。

ちょっと喉が痛い。

少し怠い。

そんなことが風邪の症状だったりもします。

エアコンが効いてると、直接当たらなくても、寒さは下に行くので足元が冷えやすい。

この時期は暑くなりだして足元を出した服装をしている人も多いですからね。

足が冷えると、上にある熱は下に降りづらく、上に突き上げやすい。

そうすると、喉を犯しやすいから、ちょっと痛くなる。

そういったことから足に気がめぐりづらくなり、なんとなく脚が怠いなんていう人も出てきます。

微妙に感じている感覚を無視してはいけません。

ファッションも大事ですが、足元が冷える環境では何か対策をした方がいいです。

風邪は万病のもと。

本当ですよ。


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by shinkyu--kaminari | 2019-06-19 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

日曜は講義

ここ何年かはほぼ年一回ですが、それが今週末に迫ってきました。

講義です。

鍼の勉強会で、1時間ほど喋ります。

以前は2時間近くのコマもやっていたことを考えると、負担が減ったようにも思うのですが、準備などは時間がかかっちゃいますね。

時間の使い方が下手だなぁと思います。

前みたいに当日の朝出来上がるということはなくなりましたが、1週間前を切っているというのは、いいことじゃないですね。

今回話す内容は「経穴解説」(肺・大腸・胃)

僕自身の臨床内容を豊富に盛り込んで話す予定です。

いらっしゃる方、楽しみにしていてください。

PPTをつくる技術は相変わらず拙いですが、何とか喋りでフォローしたいと思います。



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by shinkyu--kaminari | 2019-06-18 23:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

本も一度読んで二度と読まない本、何度も繰り返し読む本、何年か経って読むということを繰り返す本というのがあると思います。

今回ある程度繰り返して読まなきゃならない本を、誤って何年か経ってから読む本にしちゃっていました。

書かれてあることを掘り下げて読むことをしなくては本当の理解はできない本。

掘り下げると楽しいことが盛りだくさんでした。


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by shinkyu--kaminari | 2019-05-30 23:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

咳が続くから病院にて診てもらったら、言われたようです。

「咳は出ないより出た方がいいから。」

本当でしょうか?

まぁ本当にそう言ったか、どういう状況で言ったかにもよりますが、本当にこの言い回しだとしたら単なる方便かなと思います。

痰があって、咳をすることで痰を出す。
そういう生理現象としての咳は必要です。

でもひと月続いていたらどうですかね?

必要な咳でしょうか?

仮に痰を出すためにしていたとしたら、その痰を発生させているところにアプローチをしなければ意味がありません。

腎気をフォローして肝気を伸びやかにする治療をしました。
肺の働きが楽になるでしょう。


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by shinkyu--kaminari | 2019-05-21 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

喉にも左右がある!?

風邪をひいたにせよ、他の原因にせよ、喉が痛いという経験はほとんどの人が経験あると思います。

何がその痛みの原因か。

それを考えることはもちろんなのですが、左右どちらに痛みが出ているのか、というところも大事です。

これを患者さんに聞くと

「えっ?、どっちってあるんですか?真ん中だと思いますが、、、」

というような応えが返ってきます。

そこで右に向いて「ゴクリ」、左に向いて「ゴクリ」とツバを飲み込んでもらいます。

すると

「あっ!右の方が痛いです!」

などという応えが返ってきます。
もちろんそれでもあまり変わらないという場合もあります。

でも、しっかり自分の内側の感覚を明確にするということは大事です。

どちらか明確にして治療するため、ということもありますが、しっかりと自覚し、自分のからだと向き合うためにやってもらう意味合いも強いです。

風邪をひいて、喉が痛いという状況でも、そこで喉にくる意味があり、そこで右に偏る意味があります。

そういうことを通して、気をつけなければならないことを学んでもらいます。

治せばいいっていうものではないと思います。

もちろん治さなきゃダメですけどね。


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by shinkyu--kaminari | 2019-04-15 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)