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3ヶ月ぶりにとある患者さんが帰ってきました。

帰ってきたというのは、今年86歳になる高齢の方なので、1時間くらい通うのにかかるし、体力的にもきついので近くのいい先生を紹介してほしいということだったのです。

直近も来る頻度が減っていて、2週間に一度いらしていたのが、数ヶ月、半年とあいたりしていました。

その間に狭心症を発症。

僕も通うのは負担だろうと思い、わりと近いところに同じ会に所属している先生がいたので、紹介しました。

でも、その後電話がかかってきて、知人に勧められた接骨院で鍼をやってもらっているとのこと。

それはやめた方がいいとは言いませんでした。
どんな鍼をしているかわかりませんからね。

そして3ヶ月ぶりに来院。

3月にまた発作が起こったとのこと。

現在息切れもしているが、病院で調べても悪いところは特にないとのこと。

86歳にして、社交ダンスもやる根本的には元気な方です。

でもすこぶる硬い。
胸も拡がりづらい感じ。

以前来ていたときは、腰の痛みとともに、ダンスの動きをスムーズにするための治療をしていました。

今回話を聞くと、歩いて15分くらいで息切れするが、ダンスの個人レッスンを休憩を入れながら1時間近く受けるが、帰りは息切れしづらいとのこと。

手のあるところに一本。

一瞬にして胸、背中が拡がって、呼吸が深くなりました。

今まで治療していたことで、こういう症状が出ないで済んでいたんです。

何も今まで腰という部分や動きだけを診ていたわけではないですからね。
重大なことが起こらないようにコントロールできていたわけです。

未だ病まざるを治す。

その方は再び通うことになりました。

元気に長く過ごせるよう努めていきます!


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by shinkyu--kaminari | 2019-04-11 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

多い質問の一つです。

「自分で普段できることとか、気をつけることってありますか?」

食べ過ぎや、食べているものに問題があれば、それを減らしたり、食べるものを変えたりするのは手っ取り早いですよね。
しっかりできる人は限られますが。。。

それをある程度できている。
それ以外には?

と求めてくる方もいらっしゃいます。

なんせ、鍼一本や二本で改善されるわけです。

そのツボを刺激したらよくなるんじゃないか、と考えるのは普通のことかもしれません。

でもですね、このツボ刺激は結構危険です。

微細な刺激で変化するわけです。

だからそこは逆に普段自分では刺激しないでほしいのです。

よくもできるし、悪くもできるのです。

よくツボ押しを勧めている本もありますけどね。
少なくとも僕が鍼したツボはいじらないでほしいです。

その方が安全です。

僕としてはツボ押しじゃないものを勧めます。

そしてあれやこれやいいものなら全てやりたいと思うのかもしれませんが、何かしっかりとできるものを続けた方がいいですね。

例外として飽きさせないようにいろいろな動きをしてもらうこともありますがね。


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by shinkyu--kaminari | 2019-04-02 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

鼻水

「足の三里」というツボ。

結構有名ですよね。

松尾芭蕉の『奥の細道』にも出てきます。

胃の経絡のツボ。

ここに鍼をして、鼻がスッと通り、鼻水が楽になる人がいます。

実の反応。

食べ過ぎです。

花粉症と言って苦しんでいる人、食生活を見直すことで改善されるものも多いです。

全部がそうだというわけではないですよ。

いろいろあります。

いろんな身体を診ると、いろいろわかります。

おもしろいです。


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by shinkyu--kaminari | 2019-02-23 19:30 | 東洋医学 | Comments(0)

同病異治

毎回頭痛を訴える方。

同じ人が訴える同じ病。

でも毎回同じ治療ではありません。

手に鍼をすることが多い。

でも決めてかかっているわけではありません。

今日は足の内顆の下。

そのときの様々な状況、季節、天候、それらを考慮して導き出します。

患者さんにとっては治ればいいんですけどね。

僕らはそこに根拠が必要です。

頭痛だからこのツボということはしません。

同じ病でも異なる治療をする。

「同病異治」といいます。



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by shinkyu--kaminari | 2019-02-09 19:30 | 東洋医学 | Comments(0)

治るために通る道

喉が痛い。

こんな症状を訴えて当院に来られる方もいます。

風邪をきっかけになることは多いです。

腫れて食べることもしづらい。

大人でも子どもでもあります。

「かわいそうに、、、」

小さい子が食べられない状態になっていると、親もまわりもそんな感情を抱きますよね。

でも、そうなる前に食べ過ぎていた、なんてことはよくあるんですよ。

風邪、風寒邪を受けたときに、それによって体内の熱が逃げ場がなくなり強くなったりします。

熱は身体の前側、上側に行きやすいので、喉というのは影響を受けやすい。

痛みが喉の中にあって、しかも腫れている。そして舌も厚い苔がある。

治療して喉の腫れが軽減し、痛みも減少。
楽になった、と言ってもこれで終わり、ということにはなりません。

有形の邪気として存在していた感じなので、痰として出てきたり、何かしらの方法で外に出て行くことになります。

唇にヘルペスとして出てくる。

ここだけ捉えてしまうと、今度は唇が大変なことになった、という思いをなった人や家族は抱いたりするのですが、邪気が表に出てきたわけです。

こういうことも起こりうる。

治っていくとはそういうことです。

現象にいちいち動揺せず、どんと構えましょう。



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by shinkyu--kaminari | 2019-02-05 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

そろそろ、、、

今日から2月。もうすぐ立春です。

立春の天気予報を見ると、かなり気温が上昇する感じです。
その前の日くらいから南風が強くなるとのこと。

そろそろじゃないですか?

もう少し気配のある人もいると思いますが、花粉症の人は立春あたりに症状が強く出そうです。

東洋医学的にはこの時季に起こることから、春の気、肝気の上昇に注目します。

平素から肝気が昂ぶっている人、そして捌けてない水分の多い人が、気の上昇とともに水を上げて鼻から出します。

そこに腎の弱りが関与していることもあります。

まぁ何のことはない。

治療をすればかなり改善します。

この時季になる前から治療していた方がいいんですけどね。

体質改善ていうのはそういうものです。

この時季にしか来ない人もいますけどね。。。

まぁ人それぞれですね。

来たらよくするのみ。


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by shinkyu--kaminari | 2019-02-01 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

舌の正しい置き場

東洋医学の考えをもって診断治療する中で舌診というものがあるということは以前伝えました。

色や苔の状態、形、偏りなどによって身体がどうなっているか、ということを診るわけです。

でも普段どういう状態で収まっているべきか、というところは特に言っておりません。

歯科の分野では理想の位置というものを言っています。
口腔外科でも言うのかな?

舌が上の歯に当たっている状態。

これがいい状態とされています。

そうだろうと僕も思います。

ですから、そうなっていない人は、そうするように医師から求められたりします。

これに対してはよくないと思っています。


なぜよくないか?


無理にその状態を作ることになるため、身体の別の場所に問題が出るからです。

これは腰などに関しても同様のことが言えます。
その人にとってはそれが自然な状態だからそうなるのです。
それを変えなければいけないのであって、体裁を繕っても意味がありません。

舌が落ちるような状態を作っているわけですから、起きるようにバランスの崩れを治すわけです。

頭が沈み込んでいる状態を頭だけ起こしていると舌が上がりません。

そしてなぜ頭が沈み込むことになるのか?

腎の問題が関与していることも多いです。

「木を見て森を見ず」

ということは避けたいですね。


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by shinkyu--kaminari | 2019-01-30 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

からだは正直

今日2診目の方。

初診時では「肝の臓」のツボにパーンと張った実の反応。「胃の腑」のツボはペコっと凹んだ虚の反応。

主訴ではないですが、数ヶ月前に胃炎と診断されていて、食欲はイマイチ。
痛みは今はないが、スッキリしない感じでした。

今日診てみると、凹みが改善されているではないですか!

僕「胃が回復してきましたね。」

患者「胃は気にならなかったです!」

からだは正直です。

あっ、もちろん主訴も改善されていますよ。


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by shinkyu--kaminari | 2019-01-25 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

刺絡は躊躇せずに

「刺絡(しらく)」という治療法があります。

わかりやすくいうと、鍼を刺して鬱滞しているところの血を出す。

井穴という手足の末端や、細絡と呼ばれる紫色っぽいウヨウヨとした細い血管が見えるところにおいて行うことが多いです。

通じていない流れを通じさせることや、熱をもらす効果があるので、急性期の外傷、急性熱病に用いることが多いです。

インフルエンザなんかにもやります。

子どもにも。

普段あてるだけの鍼をしている子どもにとっては、まぁ痛いですね。

出血させますからね。

一つの指だけのときもあれば、数本の指に行うことも。

かわいそうな気もしますが、熱で苦しんでいる方がかわいそうですからね。

大胆に行くべきです!

かわいそうだからと一つの指で終わらせるのは中途半端で、かえってよくありません。

鍼の信用をなくしますからね。

的確に、スマートに行う。

常にそうでありたいという願いも込めて。


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by shinkyu--kaminari | 2019-01-21 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

悪いのは?

首を痛めた方の多くは言います。

「枕が合わなかったのか、、、」
「寝方が悪かったのか、、、」

寝て起きたら首が痛い。
これは枕に問題があるのではないか?
寝方に問題があるのではないか?

ただ寝てるだけなのでそう思うのもわからないでもない。

でも責任転嫁はよくないですね。

きっかけにはなっても主要ファクターではない。

問題はその人自身です。

どんな枕にでも合わせられる柔軟性があればいいし、どんな寝方をしても意に介さない身体であればいいわけです。

子どものころものすごい寝方をしていても何も問題なかったですよね?

こう問うと、中には子どものころから寝違いを起こしている人も少なくなかったりします。

でもそういう人は子どものころから問題があったわけです。

人の身体は70%は水です。

水はあらゆる形に変えることができます。

水のような状態であれば、痛くなるなんてことはありません。

物のせいにせず、水を目指しましょう。


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by shinkyu--kaminari | 2019-01-12 19:30 | 徒然に | Comments(0)