人気ブログランキング |

タグ:東洋医学の思想 ( 214 ) タグの人気記事

睡眠

食べないで生きているという人はいますが、寝ないで生きているという人は聞いたことがありません。

睡眠は生きていく上で欠かせないものです。

たまに「何時間とったらいいですか?」という質問を受けますが、これには個人差があり明確には答えられません。

3時間くらいで大丈夫な人もいれば、8時間必要な人もいます。
また自覚的には少ない睡眠で大丈夫だと思っていても、身体が悲鳴をあげている場合もあります。

何時間ということは言えないけど、やはりその日のうちに寝た方がいいですね。

身体は夜中は休むようにできています。

そこで休めて養うわけです。
それがないと養えない。
特に陰分、血を消耗します。

それによって様々な弊害が出てきた場合、治療も大事ですが、睡眠の方が大事だということはあります。

しっかり寝なきゃ治らない。

程度にもよりますけどね。
そういう方には言います。
生活を変えないともっと大変なことになりますよ、って。

それからどうするかは本人次第です。

何のために仕事をするのか。

大事なものは何か。


当ブログ応援ポチッとよろしくおねがいしますにほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

ありがとうございます!
睡眠_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2019-10-29 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

昨日は高田馬場で行われた鍼の勉強会に参加してきました。

午前中は佐藤達也先生と金子太先生による「経穴解説」の講義。

それぞれの先生の臨床の話が興味深かったです。
ベースとなっているのは会長藤本蓮風が著した「経穴解説」ですが、話される先生によって伝わり方が変わってきます。

いろんな先生のバージョンを聞いてみたい気もしますね。


午後は実技オンリー。
テーマは腹診と空間診。

僕は教える立場ですが、何も完璧にできるわけではありません。
だから常に進歩しようとしており、前回指導したときより自分のレベルは上がっているように取り組んでいます。

指導していると、僕の上達度合いの方が上だな。と思うことがよくあります。
自分の課題、そのために何をするか。
当たり前のことですが、それが曖昧な人が多いように思います。

あっという間に1年は過ぎてしまいます。

今年度から実技の時間を長く取るようになったけど、それによって上達した人が増えたか。。。

定かではありません。

何のためと言ったら、自分のため、患者さんのため。

貪欲に取り組みましょう。


当ブログ応援ポチッとよろしくおねがいしますにほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

ありがとうございます!
(一社)北辰会スタンダードコース 2019.10.27_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2019-10-28 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

よくある勘違い

風邪をひいたら、、、

みなさんは何をしますか?

「あったかくしてしっかり睡眠をとる。」

いいですね。

「薬を飲まずに鍼を受ける。」

いいですね。

「いっぱい栄養をとって元気になる。」

これだめです。

普通のときにおいても、いっぱい食べたら調子良くなりますか?

こんなに食べなきゃよかったと思いません?

じゃあいっぱいじゃなくても、しっかり食べるのがいいと思いますか?

これもダメです。

風邪ひいたとき、からだは治す方に向かって力を注ぎます。

はじめの段階であれば、邪気を追い出す方に向かっているわけです。

食べ物という異物を消化する方にはあまり動員しない方がいいわけです。

食べることで治す力を引き出せることもあります。

でも多くは必要ありません。

少量で大丈夫です。

食べて治そうという人結構いるので、たまにこういうこと書きます。

気をつけましょう。


当ブログ応援ポチッとよろしくおねがいしますにほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

ありがとうございます!
よくある勘違い_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2019-10-17 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

重たいということ

泥酔している人を抱えると、いつもより重たい、そんな経験ありませんか?

これ、どう考えます?
力が抜けているから。
芯がなく下に沈む感じがあるから。
というのもあるけど、湿邪の影響も間違いなくあるでしょう。

湿をさばくと、ベッドに寝ている状態で相手の脚を持ち上げる感じの重さが違います。

患者さんにはできないけど、うちの妻の治療をする前に、寝っ転がっている僕の上に乗ってもらい、全体の重さを感じ、治療をした後同じように乗っかってもらうと、明らかに軽くなります。

もちろん気滞をとることで滞っている水がさばける側面はあるので、湿をさばくのは従属的なこともありますが、結果的のさばけているのは確かです。

これは走ったりするときの感覚にも繋がります。

なんとなく重い。

そんなときに鍼をすることで軽くなる。

そういうことが可能です。

ドーピングにならないし、うまく活用すべきでしょうね。



当ブログ応援ポチッとよろしくおねがいしますにほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

ありがとうございます!
重たいということ_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2019-10-02 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

舌に関わる経絡

舌に関わる経絡はいろいろあると書きましたが以下に挙げておきます。

足太陰脾経の正経、経別。
手少陰心経の絡脈。
足太陽膀胱経の経筋。
足少陰腎経の正経、経別。
手少陽三焦経の経筋。

舌は心に開竅するという言葉があるので、心との関わりは有名なのですが、脾腎という先天後天に関わる臓が正経、経別とかなり密接に関わっていることが興味深いですね。

脾においては病症でもしっかり登場します。

要チェックです。


当ブログ応援ポチッとよろしくおねがいしますにほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

ありがとうございます!
舌に関わる経絡_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2019-09-28 20:00 | 東洋医学 | Comments(0)

舌本

少し前に「舌」に着目していることを書きました。

舌診のことではなく、運動形態としての舌に。

もちろん舌診は常に意識していることですが。

東洋医学としても、経絡の流れにおいて舌が関わるところは多いとも書きました。

その中に「舌本」という言葉が出てきます。

「漢方用語大辞典」で調べると、舌根部のことであることがわかります。

ここでいう舌根部はどこを意味するのか。

舌診でいう舌根は目で見える舌の奥側。
先が舌尖、中が舌中、奥が舌根。
先は心や肺の上焦、中は脾胃で中焦、奥は腎で下焦。

でも、舌の奥はさらに奥に繋がっているわけです。

そこを「舌本」と呼んでいるのだと思います。

ここを意識するのとしないのとでは、捉え方が違ってきます。

咽喉にも関わってくるでしょうね。

咽喉も多くの経絡が関わってます。



当ブログ応援ポチッとよろしくおねがいしますにほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

ありがとうございます!
舌本_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2019-09-27 20:45 | 東洋医学 | Comments(0)

ひとつの治療で、、、

何度か触れていると思いますが、東洋医学の考え方に、「異病同治」「同病異治」というものがあります。

異なる病であっても、もととなっている原因が同じであれば、同じ治療。同じ病気であっても、原因が異なれば違う治療をするということです。

ですから、ある人が、あれもこれもいろいろ困っている症状があるといっても、ひとつの治療で二つ三つ、四つといろいろ症状がよくなるなんてことはよくあります。

右肩が痛いと言って来院した患者さん。

思いっきり手をついたことがきっかけだけど、日に日に肩が痛くなって困るということでした。

他にも症状はあって下痢もしょっちゅうだから、これもなんとかしたいと。

でもとにかく肩。

先に良くなったのは下痢でした(^^;;

そういうことあります。

程度は下痢の方が軽いんです。
臓腑ですけどね。

日頃の負担の掛け方の問題として。

肩も改善していますけどね。
順序があります。

痛みだけとってくれ!

患者さんはそう言いますけどね。

そんな単純なものではありません。

治すんです。


当ブログ応援ポチッとよろしくおねがいしますにほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

ありがとうございます!
ひとつの治療で、、、_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2019-07-31 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

「会陰」を意識する

「会陰」というツボがあります。

鍼灸師ならば誰もが知っているけど、まずほとんどの人が治療点として使ったことはないと思います。

もちろん僕もです。

僕は使ったことがある、と言いたいわけではありません。

場所は男性ならば肛門と陰嚢の間。

前陰と後陰の間ということで会陰。

ここは任脈、督脈、衝脈の起点となると、「鍼灸大成」には記してあります。

存在としてはめちゃめちゃ大事なところ。

ここから頭まで軸が通った感じというのがあった方がいいんじゃないか、とふと思いました。

感覚的に僕の中で蔑ろにしていたかもしれません。

何かが変化する予感がします。

もちろんいい方に。


当ブログ応援ポチッとよろしくおねがいしますにほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

ありがとうございます!
「会陰」を意識する_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2019-07-12 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

「曲池」というツボ

手の陽明大腸経という経絡。

この流れで有名なツボとして「合谷(ごうこく)」がありますが、肘の窪みのところに「曲池(きょくち)」というツボがあります。

手のひらを前に向けたときに肘を曲げると、外側にシワができますよね。
そのシワを辿って骨に当たる手前の窪みにとります。

この場所は手のひらを合わせて肘も合わせると、外側に位置します。
腕も身体の縮小版と考えると、手が頭の方で肘は腰あたり。
そして「曲池」は股関節あたりに相当するので、股関節の問題に反応として出てくるし、治療点にもなります。

機械的に使っても効くわけではないのですが、反応が出ているとすこぶる効果があるところです。

また、脚と腕というのは、やはり対応しているので、肩関節は股関節と、肘関節は膝関節と関連することも多いです。

ですから、「曲池」の鍼で、膝の問題も解決できたりします。

なかなか探ると興味深いところです。

十三鬼穴の一つですし。

別名「鬼臣」

要チェックです。



当ブログ応援ポチッとよろしくおねがいしますにほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

ありがとうございます!
「曲池」というツボ_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2019-07-03 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

信じるとともに疑う

先日の「経穴解説」の講義のときに

「やった鍼が効かなかったら、それは自分のなにかが間違っていると思ってください」

ということを言いました。

弁証したことが間違っていたか、選穴が間違っていたか、刺鍼が正確に行われなかったか。

「経穴解説」にこういう効果があると書いてあったけど、それが違っているという考えではよくない、ということなのですが、捉え方によっては、盲目的に書かれてあることを信じろ、ということに受け取られかねない、と思いました。

本を書かれた、師匠である蓮風先生の言っていることは、臨床における真実で、それは疑いのないことなのですが、本当にそうなのか、という視点は大事です。

そして蓮風先生自身も、常に疑え、というようなことをおっしゃいます。

これは陰陽ですね。

片方のみ、という考え方ではよくない。
逆の視点、違う視点もあるし、違う捉え方もあるわけです。

ただ本に書いてあるから、という視点だけでは脆弱です。

より理解を深めるために一歩進めて勉強する。

疑うことは学ぶ動機付けの活力になります。

信じるとともに疑う。

大事なことだと思います。


当ブログ応援ポチッとよろしくおねがいしますにほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

ありがとうございます!
信じるとともに疑う_f0356588_16131425.png

by shinkyu--kaminari | 2019-07-01 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)