同一律

鍼というと技術的なことを想起する方もおられると思いますが、もちろんそれはあるのですが、東洋医学という医学なわけですから、勉学もかなり必要なわけです。

そしてそれをしっかりと現場で使えないといけない。

できて当たり前なわけですが、できない人はまず定義をしっかり抑えられていないことがあります。

「〇〇とは△△である」という定義です。

気虚とはどういう状態か、血虚とはどういう状態か、風寒邪にかかるとどうなるのかなど。

これを論理学では「同一律」と言います。

東洋医学というのは実はかなり論理的です。

現象を東洋医学的な論理で説明します。
それは西洋医学より論理的だと思います。

そのため勉強ができない人には難しい。

まずは「同一律」を確かなものにしないといけません。


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by shinkyu--kaminari | 2018-05-21 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

高血圧の基準値

「血圧が高い」

このことを気にされている方は多いですね。

それを下げるために降圧剤を飲んでおられる方もいます。

病院で基準値を上回ると病気扱いされるからですよね。

確かに血圧が高いことは、血管に抵抗がかかっているということですから、その状態が続くことはリスクを伴うという考えはわかります。

でも、右にならえで、みんながみんな同じである必要もないし、人によってはちょっと高い方がうまく身体を保てていることもあるでしょう。
問題はなぜそういう状態になっているのかで、「高い」ということが必ずしも悪ではなく、根本が解決しなければ血圧だけを下げても解決はしないですよね。

今度2019年春に日本において「高血圧治療ガイドライン」というものが改訂されます。現在日本においては140/90mmHg。
これに先立って、アメリカでは昨年の11月に日本と同じ数値から130/80mmHgに引き下げられました。今年6月欧州でも同様になる可能性が考えられます。

そうなった場合、日本も現状維持に拘らない方針であることを日本高血圧学会のプレスセミナーで先日発表されました。
要は130/80mmHgにするということです。

これには多くの利権が絡みますからね。
もちろん健康面のことを考えてのことですが、一大ビジネスですからね。

患者数は現在の4300万人から6300万人に増加すると考えられています。

現在4300万人いることも驚きですけどね。

こういう人に病院では運動をすすめたり食事指導していたりするわけですけど、やることそのものよりも、それを通して自分の内なる声と向き合って欲しいなぁと思います。

薬を飲まなくても身体は自分でコントロールできるんですよ。

そういう身体に変えればいいんです。

それができるように導くのが僕の仕事だと思っています。


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by shinkyu--kaminari | 2018-05-08 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

舌を診る意味

治療をする上で様々な診断法を駆使していますが、その中で視覚を使った診断がいくつかあり、一般の人でもわかりやすいものとして、「舌診」があります。

毎回診ますが、そのたびに、今日はこうですね、とか言わないので何をしているのかわからない患者さんも多いと思います。

僕「疲れてて消耗している感じですよ。舌も色あせてますし。」

患者A「舌ってそういうことを診ているんですか?」

別の患者さんでは

僕「だいぶよくなりましたね。赤みの深い感じが落ち着いて、先の方でボツボツしてたものもなくなってきました。イライラしにくくなってますね。」

患者B「イライラあまりしないですね。舌の厚みが減ったように思うんですよ。」

鍼してすぐにも変わります。

僕「(子どもの舌を診ながら親に)暗い赤だよねー。(鍼をして、舌を出してもらい)うん、明るくなったね。」

患者の親「おー、ホントだ、不思議。」


舌だけで判断したりしませんが、舌だけでもかなり有用なことがわかります。
でも、「舌を自分で見たりしますか?」と聞くとほとんどの人が見ていません。

舌はバロメーターになりますからね。
日頃見て変化を知るのも自分の身体を理解するのに必要だと思います。


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by shinkyu--kaminari | 2018-04-25 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

救急に鍼

土曜日は診療後、フットサルをしに行ってきました。

2時間たっぷり汗を流す予定だったのですが、途中でアクシデント!
チームメイトが相手の強烈なシュートを左顔面に受けました。

ちょっと様子がおかしかったので、確認すると、頭はクラクラしたりしないが、左目がハッキリ見えないとのこと。

光だけ感じている状態です。

もちろんフィールドからは出たのですが、まわりの人たちは、とりあえず氷を持ってこようとしている様子。

こんなときは、やっぱり鍼です。
いついかなるときも鍼は携帯しています。

原因は明らかに目に思いっきりシュートを受けたことによるものですからね。
左顔面部に急激な気の停滞が起こっているわけです。

このような急性期だって鍼はすこぶる効果があります。

診るとやはり左上の停滞が強い。
表で一番左右差の大きい合谷に鍼をしました。

すると少し回復。
僕の着ているユニフォームのピンクと紺色の縞々がわかるように。
でも井穴という急性期に反応が出る場所が、合谷のある手の陽明経という経絡上にまだ強かったので、そこから刺絡。

するとさらに回復。
顔面部の熱が引いてきました。
今度は距離的に少し遠い自分の足が見えるように。

でも頭部にまだ左上の停滞が残っていたので、百会左上に鍼。

だいぶ回復。
さらに離れたゴミ箱が見えるようになりました。

しばらく置鍼して良好になったので抜鍼。

急性期のその場ですぐ鍼をできる機会というのは、治療院にいる中ではなかなかないですからね。

急性期の治療経験自体はいろいろありますが、ボールが顔に当たってというのははじめての経験。でも要は身体の反応に応じてやればいいだけです。

「身体をいい状態にする」

そうすれば自ずと症状は変化し、いい方向に行きます。

急性期の対処として大事なことは、まず第一に必ず鍼は常に持っておくこと!

じゃないと治療ができませんよ。
生命に関わる場合に、病院に搬送することはもちろんなんですが、準備は常にしておかないとですね。

そうしないと貴重な経験のチャンスを逃します。


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by shinkyu--kaminari | 2018-04-23 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

対処法

よく患者さんから聞かれることのひとつです。

「もしこうなったら自分で対処するにはどうしたらいいですか?」

ごく当たり前に疑問に思うところだと思います。
肩がひどく凝ったら、呼吸が苦しくなったら、お腹が痛くなったら、めまいになったら、などなど。

困ったときにすぐに治療に行けない場合、少しでも楽になるためになんとかしたいものですよね。

でもこれにはそのときに自分で対処できるものとできないものがあります。

身体のことに限らず何でもそうだと思います。

例えば英語で会話するのにも、お店で買い物することには問題なくても、通訳を仕事とするには無理だということがあります。

ふだんできていないことを、そのときになって急にやろうとしても無理だし、ふだん積み重ねてできるようにしていれば、そうはならない、ということなんです。

呼吸が浅くなっている人に、深く呼吸をするように促しても、すぐにはできないですよね。でも、浅くなる状態をふだんから作っているので、それに気づき、ふだんからゆったりした呼吸が少しづつできるようになれば、息苦しくなることもないわけです。

鍼をして楽なって、ふだんからこういうことをしてください、と言ったときに、辛くなったらやればいいんですね、と聞いてくる方もいます。

「ふだんから」って言ってるんだから、ふだんからやってほしい(^^;;

辛くなったときになんとかしたい気持ちもわかりますが、どうにもならないことは多いです。どうにかできることがいろいろあったら、僕らの仕事は必要ありません。

対処法を知ろうとするより、ならない養生法を知ろうとし、行いましょう。


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by shinkyu--kaminari | 2018-04-17 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

治る力を信じる

「自然治癒力」

よく東洋医学の文言のように思われがちですが、昔のヒポクラテス医学にあった文言です。

東洋医学ではこれをうたったわけではなく、言っていることはつまりこういうことだよね、ということで使われたのが「自然治癒力」。

この力をもっと信じていいと思うんですよね。

抗生剤を飲み続けないと治らないとか、解熱剤を使わないと高熱で大変だとか。

そんなことをしていると、自然治癒力というものが発動しづらくなると思っています。

ことあるごとに病院に行く、不安だからと子どもを病院に連れていく。
そういう人の方が病気になりやすいように思います。

風邪という邪気は、西洋医学ではウイルスという場合があります。
これが何ウイルスであるかが病院では重要かもしれませんが、東洋医学ではそこは問題にしません。

それによって身体がどうなっているか。
症状はもちろんですが、体表の反応がどうなっているか。

熱が出たら汗がいいように出れば治ります。
便として排出する場合もあれば、尿として排出する場合もあります。

その排出の機能を日頃から高めてあげればいい。

大人も子どもも同じです。

弱っているところがあれば強めてあげればいい。
敵がなんであるかじゃなしに、自分がしっかりしているか。

もっと自分の内側に関心を持った方がいいです。
子どもに対しても、現象だけじゃなしに、触った感じ、見た感じに。

治そうとしている力を邪魔しない。

これは東洋医学だって同じです。
余計にいじらない。
治すのは本人の身体です。


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by shinkyu--kaminari | 2018-04-09 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

O脚を改善する鍼

「O脚」

この問題を抱えている方は多いですよね。

当人はこれを解決するために、膝を内に閉めようと頑張ったりします。

すごいナンセンスなんですけどね。

O脚は外に膝が開いているから閉じないとダメ、と考えている人は多いですね。

実は思っていることと全く真逆のことをする必要があります。


それは、股関節の外旋可動域を上げるのです。

真逆というと実は違うのですが、まぁ思っているイメージとしては真逆だと思います。

なぜ外旋域を増加させると改善されるか。

それは内旋している状態を考えてみればわかります。
股関節が内旋すると、足関節も回内、つまりは内側に倒れ、膝が過伸展する状態になり、身体の後方において膝が離れることになります。

わかりづらいですね(^^;;
つまりは内旋した方が股関節の位置が身体のより外側に位置してしまうわけです。
逆三角形の上の辺が長くなる。
そうなると、例えば中間地点に膝を持ってきたとしたら、辺が長い方が離れますよね。

外旋できた方が辺が短くなり、膝の位置も近くなります。

内旋するのは筋肉の緊張を起こしているわけで、かなりの割合で「肝の臓」が影響しています。

O脚だって鍼で改善できるんです。



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by shinkyu--kaminari | 2018-04-03 20:30 | いわゆる… | Comments(0)

合格発表

Facebookを見てたら、今日国家資格である「はり師」「きゅう師」「あんまマッサージ指圧師」の合格発表が行われた、という記事が出ていました。

そして合格率が
「はり師」57.7%
「きゅう師」62.5%
「あマ指師」83.0%

よくわからないと思いますが、僕らのときで、確か「はり師」「きゅう師」が75%〜80%くらい。「あマ指師」が90%近かった気がします。

推移を見ると、昨年ガクッと下がって、今年さらに下がった感じです。

難しくなったのか、学生の質が低下したのかはよくわかりません。

でも人の身体を扱う仕事ですし、高卒で行けることを考えると、誰もが簡単に合格できる試験じゃない方がいいと僕は思います。

正直学校での教育、国家試験のテスト内容を考えると、運転免許みたいなものだと感じてますからね。

取ったからって何かができる状態ではありません。

ただやっていいという公の許可が出されただけ。

今回の人たちが受けたら30%くらいの合格率になるような試験でもいいかなと思います。
手に職といって職人みたいに考えるような仕事ではありません。

受からすだけ受からせても、その後生計をたてられないのでは意味がないですからね。

在学中に病を論理的に東洋医学的に考えられるような教育ができたらなと思います。

多くは卒業してからそういう勉強をしてますからね。

東洋医学という医学です。
それをもっとしっかり学べる場になることを強く望みます。


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by shinkyu--kaminari | 2018-03-28 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)

横の連携で治す

先生同士で患者さんを紹介するというのはよくあります。

「〇〇あたりで友達が探しているんですけど、いいとこありませんか?」

などと聞かれることは多いです。

たまに転勤などで一時的にある期間代わりに診るなんてこともあります。

今日診たのは、普段通っているのはそれほど遠くないんだけど、
「緊急時はここに行きな」と当院をすすめられてきたギックリ腰の方。

住んでいるのは台東区浅草近辺です。

紹介してくれたのは、以前の職場からお世話になっていて、しかも同じ会で学んでいる先生。

カルテを写真に撮って送っていただき、普段どういう状態の方かを事前に電話で聞きました。

こういうとき、共通のことばで話せるというのは便利ですね。

不思議に思われるかもしれませんが、同じ鍼灸東洋医学を行なっていても、解釈や理解が違うことがあるのです。わかりやすく言うと、派閥とでも言うんでしょうかね。
所属している会によって違ったりするのです。

それがないですからね。実際に来院したときに今回の経緯を問診してすぐ治療に入ることができます。

そしてスムーズに治す!

まさに代打ですけどね。
でもスムーズにいけたのは、日頃の先生との信頼関係があったからでしょうね。

こうして普段他の先生が診ている方を診て、普段どこに鍼をしているかとか知るのも貴重な経験です。

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by shinkyu--kaminari | 2018-03-19 20:30 | 鍼の修行 | Comments(0)

筋肉から臓腑へ

この3月で定年退職を迎えるので、今は有休消化期間。
2週間前には南米旅行にも行ってきて、日々自由気ままに過ごしている女性。

4月からは同じところで再雇用ということになるようですが、今はストレスのない生活をしています。

今まではストレスがもろに身体に出ている人で、常に舌は「地図舌」というところどころハゲている舌。
まぁストレスが多く、また感じやすいんです。

ほぼ何年も月一くらいで治療をしていましたが、今日はじめて地図舌じゃない状態をみた気がします。

やはり環境って大事ですね。

でもですね、遊び疲れですね。

背中バリバリで、左が特に硬いのですが、これだと内臓の働きも悪くなります。
案の定食べるとお腹がはってしまう状態。

お腹のはりにもいろいろありますが、これは身体の過緊張状態によるもの。

足の外踝の下にある申脈というツボに鍼をしたら、すこぶる楽になりました(^ ^)

いくら楽しいことでも過ぎれば身体は悲鳴をあげます。
自分の身体を省みつつにしましょう。


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by shinkyu--kaminari | 2018-03-15 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)